ストージ 相談される
デウス星を後にした俺たちはアネハイム社があるコロニーを目指していた
「リベリオンは左腕と超振動剣1本で神龍は修理不可だ、アリス嬢どうする」
「新しい機体を買うしかないか、ストージのオススメは?」
「そうだな、飛行騎士改だな 変形機構に大型のハーケンが2基、超振動槍×2、剣が2本付くが詳細な情報はないそ」
人気はあるがクセが強すぎる騎士シリーズ、白兜も騎士シリーズに仲間入りを果たしているがあれは白兜シリーズで人気があるからな
「この吸血騎士、銃砲騎士とかも面白そうですけど」
「吸血騎士はメンテが多すぎてメカニック視点からは微妙だな、銃砲騎士は金剛の発展版だから射撃メイン機体だぞ」
「それなら飛行騎士改にします。」
「神龍もクセの強い機体だったからな、アリス嬢なら乗りこなせるさ」
アリスはスキップをしながら格納庫から出ていった。入れ違いでカザマがやって来た
「ストージ殿、あれから考えた結果隠密性より運動性能がいい機体がいいでござる」
カザマが乗っていた斬影・忍は隠密特化の機体で運動性能のもそこそこあったがマオ嬢の黒猫の方がスペックが上だった マオ嬢の考え方にはメカニックとしてとても勉強になった。
「キャプテンたちが準決勝で戦った綱虫変形だな、虫型に変形すると多脚になるから速度も上がる 機構が違い過ぎるからフロートユニットとかフライトユニットが装備出来ないのが難点だな」
「なかなか面白い機体でござるな、こっちの昆虫騎士というのは?」
「綱虫変形を別のアプローチで発展させた機体だ、クセが強すぎる機体だぞ、騎士シリーズってやつは」
「綱虫変形にも種類があるでござるな〜」
「決まったか?」
「綱虫変形かこの綱虫変形・赤鬼のどちらかでござるな」
「赤鬼は二刀流ができる人間が好んで使う機体だな」
「綱虫変形にするでこざる」
カザマは格納庫から出て行った。
「メカニックからの意見を取り入れるパイロットはいいパイロットしかいないからな~俺は恵まれてるな」
ストージは残りの機体のメンテを続けた




