リベリオンvs赤兜
準決勝、決勝当日、いつも通りの朝を迎え、コロシアムへ
今日はカザマがトラックを運転してくれる
「カザマ、トラック運転できたんだな」
「ライセンスを取ってきたでござるよ」
カザマはこの2日間で車のライセンスを取っていた、傭兵ライセンスさえあれば簡単な講習、実技と金さえ払えば手に入れることができる
「来年のレースでるか?」
「考えておくでござるよ」
ディアベルのレースは出たし他の星のレースに参加するのはありだろうな
「ヒイロ殿、勝てるでござるか?」
「セルフィの成長速度には驚いているよ、それでも負けるわけにはいかないし」
奥の手があるしな
「ヒイロ殿、ご武運を」
「任せとけ」
トラックはコロシアムに到着し、機体に乗り込み入場、セルフィはまだ到着していないようだ
今のうちに装備の確認をしておく、超振動剣2本、テンペスト弐式2丁、腰のハーケン×2、腕のハーケン×2、バルカンのアタッチメント 全て大丈夫だ
遅れながらセルフィの赤兜が入場、両腕から剣を出して準備万端なようだ
「これより〜準決勝第1試合ぃぃぃ、レディィィィゴーーーーー‼」
アナウンスと同時に試合開始の合図が鳴り響いき、超振動剣を抜き、コロシアムの中央で剣と剣がぶつかりあい一進一退の剣のみの攻防が始まる
俺とセルフィの違いは剣の使い方だ、刀を使ったことがある俺は受け止めずに受け流している。
セルフィは普通に剣を受け止め、押し出してから剣を振るう
その結果、赤兜の両腕の剣が先に折れた、いくら硬い鉄で出来た剣でも超振動剣を受け止め続けていれば先に限界がくる
赤兜はソードハーケンで牽制しながら下がり、腰の超振動剣を抜いた
「ベルファスト所属、セルフィーネ・シュヴァリエ 推して参ります」
セルフィの覚悟を受け取った
「ベルファスト船長『星の救世主』ヒイロ、いざ尋常に勝負」
超振動剣同士がぶつかりあうがリベリオンの超振動剣は赤兜の超振動剣を一方的に斬り捨て、近距離からのソードハーケンが飛んでくるが脚のエネルギーシールドで阻み、そのまま脚にエネルギーシールドを纏いソードハーケンを踏み潰した
「参りました」
セルフィが降参し、俺は決勝へ進出した。
カザマの運転でさっさとベルファストに戻り、リベリオンのメンテ、アリスの試合は録画しているため、帰ってから見ることができる
「キャプテン、帰ったな アリス嬢の試合を見てみろ」
対戦相手の四肢を切り落として最後に頭を破壊して勝利している 試合開始から5秒らしい
「キャプテン、そうとうアリス嬢、溜まってるぞ」
「決勝は負けろってか」
「試合はどうでもいい、問題は夜の試合の方だ」
「搾り取られろってか」
「そういうことだ、俺とニーナも今夜は機体の修理で寝れないからな 仕事が終わればあとはイチャイチャし放題だからな」
「なるべく、機体を壊さないように頑張ります」
夕方の決勝戦までヴァニラと遊びながらリラックスをした。
そろそろ今流行りのVRMMO作品を書こうかなと どういうゲームシステムにするか考えてると楽しいぞ〜




