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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
宇宙を駆ける
244/269

Kシリーズ団体戦1回戦

いつもより早起きをした。俺の隣りにはフェリアが可愛い寝息をたてながら寝ている

起こさないようにさっさと着替えてから部屋を出た。


昨日の時点で宿に泊まる話をしていたが防犯上の都合と敵チームからの野外乱闘を避けるためだが、ベルファストのベッドとアクアンドの高級スイートルームのベッドを体験したこの身は安宿のベッドで寝れない

あとこの時期はどこの宿も満室らしい


「ヒイロ殿、おはようでござる」

「おはよう、カザマ」


カザマと食堂へ向かう


「あのツルギとかいう男あやしいでござる」

「転生者の可能性か?」

「そうでござる」

「あれから接触はなかったしな、勝ち進んだらカザマが先に当たるからその時なにかあるかもな」


食堂で朝食を食べる。俺もカザマも朝食は和食でカザマはしじみの味噌汁、俺は豚汁を選んだ


「ムイミは改造して正解だな」

「ヒイロ殿とベル殿の改造でやばい物になったでござるが」


たまにベルが改造しているおかげで海賊船レベルなら1撃破壊できるほどの火力を積ませたとか言ってたな、敵に回れば俺たちは確実に負けると思う


俺とカザマが食べ終わる頃くらいに女性陣がやって来た。挨拶をしてから女性陣たちも朝食を選んでいくアリス、セルフィはパン派でマオ、ハクレンはご飯派、フェリアは果物派で分かれている


「ヒイロは1回戦でしょ、のんびりしてていいの?」

「さっきまで寝てたフェリアに言われるとわな、早めに起きてるそれに朝食を食べないと力がでないでしょ」

「それもそうね」


呑気に会話をしているが俺たちよりも早く起きて色々調整してくれているストージには頭が上がらない


食堂でカザマと別れ俺は格納庫へ


「ストージ、休んでいいんだぞ」

「キャプテンか、これは俺の趣味で俺の仕事だ、命令でも聞けん」

「身体を壊さないようにな」

「その辺りの引き際は分かっているさ」


ストージのために出来ることは損傷を減らして速攻で勝つくらいだろう

コンソールからリエッタにお願いをメールで送信すると二つ返事で返信が来た、内容は大会期間中金剛とマリーナさん、ブルースフィアのメカニックを預かると書いておいた。返事はOK


マオとハクレンが格納庫にやって来て、専用のトラックに機体を積み込む作業をする。金剛は外で積み込むが明日以降はここで積み込む


トラックの運転はムイミがやる


ベルファストの外へトラックで移動すると紫のボディをした機体が鎮座していた。


「おおおおはようございましゅ」

「マリーナ、緊張しすぎ」

「マリーナさん、おはよう 金剛をトラックに載せてくれる?」

「は、はい かしこまりしゅた」


マリーナは金剛に乗り込み、トラックの荷台に移動した。

金剛の積み込み後上から布をして機体を隠した。


「ムイミ、出していいぞ」

「了解いたしましたわ」


ムイミの声も超萌えボイスで癒される~


トラックはコロシアムに着き、出場者専用の入り口からコロシアムの中へ入った


コロシアムの中は人で満員状態で熱気もすごい


「マリーナさん、大丈夫か?」

「ちょっと、やばいかもです。」


ストージの過労死を防ぐためマオに相談する


「マオ、相手はパワーフィストってチームだ」

「ん、脳筋?」

「名前だけ見ればな、俺とマオで相手チームの両腕を潰して速攻で蹴りを付けたい」

「いいよ、御主人様」


被せた布をはずし機体へ乗り込んだ


「システム、各部異常なし」

「大丈夫」

「異常ないです。」


相手チームパワーフィストのKシリーズは3機とも色違いの海僧と呼ばれる水陸両用方の機体で通称海坊主と呼ばれている 一般販売の海僧とは違う部分はやはり腕部だ、とても太く腕のクローは大型化されている


「ついに始まった、団体本戦1回戦 今年は常連から期待のルーキーまで目白通しだ」


実況がノリノリだな


「いつもの常連パワーフィストVSあの噂の「星の救世主」が率いるブラックファングの注目の1戦だ」


会場のボルーテージは高まっている


「それではアアアアァァァ、1回戦、レディーーーーゴーーーーーー」


このノリ、ガンダムファイトかよ


ヒイロのリべリオンとマオの黒猫は超振動剣を抜き、接近 そして


「なんーーーーーとーー、パワーフィストの機体すべての腕が切り落とされたああああ」


パワーフィスト側はすぐに降参したため、勝負はすぐに蹴りが着いた


「開始、わずか5秒で決着が決まったアアアァァァ、大会最速記録が更新されたァァァァ。星を救った英雄は今大会、何を魅せてくれるのかァァァァ」


ちなみにカザマたちも最速記録を狙ったが8秒で勝利した。




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