ヒイロ 名も無き星へ着く
訓練のために選んだ星はまだ誰も行った事のない名が無い星で知的生命体がいるかどうかわからない場所だった。
宇宙通販でKシリーズを2機買い、ブルースフィアにいるメカニックが見ているらしいがアリスが言うにはストージの方が腕はいいらしい
「買った機体の情報も教えないとわ」
「そろそろ、着陸するしあとで見れるって」
「水着は着ているでござる」
カザマは泳ぐつもりだ、未開地の星の川や湖によく飛び込めれるな
「船長、着陸完了しました。近くに大きな湖がありますが水質調査をしますので結果が分かり次第お伝えします。」
「頼んだ、ベル」
俺とカザマはインナースーツに下は水着を着ている。俺も実はカザマと同じで楽しみにしていたり
格納庫に行くとアリスとマオがいた
「御主人様~」
「マオ、どうした甘えん坊か?」
マオとハクレンはアリスがブルースフィアから連れ帰っているので朝に会ったりはしているしフェリアも世界樹の管理があるから帰って来ているがリエッタとセルフィが帰って来たけな~
添い寝の順番も2人がいないためフェリアとアリスが交代で回しており、2人ともおいしくいただいてる。そろそろ3Pでもと考えていたり
「アリス、リエッタとセルフィは?」
「リエッタはね、エミリーと仲が良くて今じゃ、ブルースフィアの副艦長よ」
ブルースフィアにいる女の子たちは下は12歳から上は20歳の15人で構成されており、エミリー以外は全員元奴隷、リエッタとマオも同じ待遇だったからか
「リエッタの荷物をまとめてブルースフィアに送るか」
「本人に直接聞いたらいいと思う」
「リエッタと話せれたならな、マオはどうする?」
「御主人様から離れない」
「マオの忠誠がありがたいな、ハクレンは?」
「ハクレン、水着に着替えてる」
「初めて着ると思うしマオは手伝ってあげて」
「うん」
マオは格納庫から飛び出して行った
「セルフィは?」
「リエッタって何やらかすかわからないじゃない」
思い当たることがない
「ヒイロ殿、リエッタ殿は裏で色々と散財してるでござる」
「マジか!!」
「でもヒイロ殿が渡した給料からでござるよ」
「それなら問題ないな」
「セルフィはリエッタの監視役か?」
「正解、それとKシリーズのパイロットの1人はセルフィよ」
セルフィのことだから剣を持った騎士タイプの機体だろう
「もう1人はマリーナって子で人魚族の子よ」
「アリス殿、人魚と申されたか」
「カザマ、顔近いよ ヒイーくん助けて」
カザマの首根っこを掴み落ち着かせる
「人魚には驚くけど、大丈夫なのか 干からびたりとか」
「普通に歩いているよ、お風呂に入った時、下半身が魚みたいになっていたの凄いよね」
「人魚の肉を食べると不老不死になると聞いたことがあるでござる」
「八尾比丘尼だな、カザマ、人を食べることは問題だと思うぞ」
「ヒイロ殿も知ってござったか、俺も子供の頃は人魚を釣ろうと頑張っていたでござるよ」
カザマの時代にもあったんだ、江戸後期からヨーロッパから人魚の像が入って来るし、忍者だもんな知ってるな
「機体の方はあとで確認できるわ、今はブルースフィアのメカニックとストージが意見交換中だからね」
アリスのウインクで話が終わり。いいタイミングでマオとハクレンがやって来た。
「ハクレン、可愛いぞ」
「マオ殿と色違いでござるな、可愛らしいですぞ」
「ハクレン、似合っているよ」
ハクレンは白のスク水でマオは紺のスク水で胸元にはハクレンの方はひらがなで『はくれん』と書かれており、マオの方もひらがなで『まお』と書かれている
「船長、水質調査が完了しました。水温は23度と高めですが飲み水できます。大型の生物の存在は無し、魚もいますが大きさが小さいのであきらめてください」
「ありがとう、ベル」
俺、カザマ、マオ、アリスはそれぞれの機体に乗り込んだ
「ハクレン、帽子と傘を忘れるなよ」
「そうでした、ありがとうございます。ヒイロお兄様」
ハクレンは格納庫から自室へ引き返した。




