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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
宇宙を駆ける
218/269

ヒイロ ユノホシに着く

ディアベルを出発して3日後、ユノホシへ着いた


「船長、くれぐれも女性と戦わないようにお願いしますね」

「俺が負けるってか」

「違います。船長なら余裕で勝てるでしょうですがリエッタのような、船長の子種を狙った女性が増えますよ」

「リエッタはどちらかというと妻の座を狙っているけど」


超面倒くさいことになりそうだ


ベルファストはユノホシの発着場に着陸し、ワゴンで温泉街へ移動することに


「リエッタも成長したな、ちゃんとまっすぐ走ってる」

「ヒイロ様に褒められましたわ」


褒めてない


「リエッタ、よそ見しない」

「分かっていますわ」


リエッタとセルフィ仲が良いよな〜


「あと10センチ」

「マオちゃんも大きくなるよ」

「うん」


マオとハクレンの仲も良くなっている


「ヒイロ、火山地帯と似たような臭いがする」

「フェリア、それは温泉が近いってことだ」

「船のお風呂もいいけど自然が多い場所の温泉の方が格別な気がする」


ユノホシ出身者は名のある傭兵だったり、賞金首が高い女海賊が多い、この星での男の扱いは悪いが強さを見せれば逆に待遇がよくなる


「着きましたわ」


老舗旅館のような宿に到着し、リエッタを代表者にして俺たち男性陣は荷物持ちをする

チェックインしてから部屋へ案内されるのだが


「素晴らしいお部屋ですわ」

「畳ですよ、マオちゃん」

「へんな匂い」

「男たちは隣のこの部屋で、当旅館は女性のみ入浴出来ますので」


隣の物置きへ案内された。男3人が寝るには十分可能だが


「温泉に入れないですとーーー」

「楽しみにいていたんだぞ」

「扱い悪すぎだろ」


狭い部屋で男3人はクレームを叫んでいた


「リエッタ殿に相談を」

「待て、カザマ 今、着替え中だったらどうする」

「ヒイロ殿、先走り過ぎたでござる」

「キャプテン、こうなれば自然の温泉を探すべきではないか」

「ストージ、それはいい考えだ 問題はある女性陣をどう説得するかだ俺たちは俺たちの温泉を探したい」

「セルフィ殿かフェリア殿辺りが付いて来そうでござる」

「マオ嬢もなんだかんだキャプテンにべったりだしな」


男たちは考えてから行動へ移した。旅館から脱出して走ってベルファストを目指す 車でゆっくり30分くらいの道のりなら俺とカザマなら同じくらいの時間で着く、ストージには途中で待っていてもらう


「いい運動でござった」

「準備運動にはちょうどいいな」


ベルファストに到着し、Kシリーズに乗り込みストージと合流する


「飛ぶ方が早いな」

「飛ぶのにまだ馴れないでござるな」

「キャプテンのは白兜(白亜)か黒と金のカラーリングが格好いいな カザマは斬影かカザマらしい、チョイスだな」

「ストージ、適当に捕まれ」

「おう」


男たちの桃源郷探しが始まった

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