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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
宇宙を駆ける
213/269

それぞれのレース5

リエッタ視点


現在、草原地帯を走っているのだが周りの風景は緑一色だった。


「ん、んんん」

「リエッタ、どうしました?」

「漏れそう」

「止まりましょう」

「でも隠れる所がないですわ」


後続のマシンは見えないため、リエッタは停車してマシンの影で花を摘むことにした。


「スッキリしましたわ」

「これがヒイロ様なら止まってくれましたか?」

「あの方ならペットボトルにしろとか言いそうですわ、見られているのが恥ずかしいですし、色とか臭いとかが、想像するだけで熱くなって来ましたわ」

「さすがにヒイロ様でもそのようなことを・・・リエッタには言いそうですね」


小休憩を済ませた後、マシンに乗り走りだした


「リエッタ」

「ようやく、来ましたわね」


2位のマシンとリエッタたちのカーチェイスが始まった

カーチェイスは草原地帯を抜け荒野地帯に移り、リエッタたちは抜かれたのだったが


「リエッタ、ストップ」

「このままでは負けますわ」

「勝ちましたよ」


リエッタたちを抜いたマシンは突如爆発した。


「ですわ〜」

「リエッタ、落ち着く」

「は、はい」

「ここは数十年前の戦争の跡地らしく、地面には地雷が埋まっているそうです。」

「あの爆発は?」

「地雷を踏んだようです。リエッタは障壁魔法を使い走ってください」

「任せなさい」


地雷のある荒野地帯をリエッタたちは無傷で走り抜いた。



ヒイロ視点


「ハックション」

「ヒイロ、風邪?」

「誰かが噂でもしてるだろ」


ヒイロたちとマオたちは現在渓谷地帯を走っている。渓谷地帯の道幅が狭いため、マオの乗るズーポの後ろには渋滞が出来ており、抜かれることはなかった。


渓谷地帯を抜け、草原地帯に入るとズーポの後ろの渋滞も我先へと次々に走り出し抜かれていく


「追いかけなくていいの?」

「マイペースで行こう」


ヒイロたちは草原地帯を抜け、荒野地帯を走る時には遠くから聞こえる爆発音と眼の前にはマシンの残骸があった。


「これは骨が折れるな」








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