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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
宇宙を駆ける
203/269

ヒイロ 悪魔を消滅させる

いつの間にか203話

カザマ、マオにスイッチする形で封射剣を悪魔目掛けて振り抜いた。悪魔の方も封射剣に斬られるとが不味いと感じとってのか、砂で壁を作り、その壁を蹴り距離を取った。


「カザマ、水遁は?」

「使ってないでござる」

「御主人様、飛び道具は砂で阻まれる」

「逃げないように足止めしてくれていただけ感謝だな」


人数は5対1戦隊なら確実に勝てる人数なんだが、これは現実、相手は力が弱体化している悪魔だが相手も生き残るために死に物狂いになる


「メルク、悪魔の動きを封じれるか?」

「聖域で使い果たしました、今の私には祈ることしか」


メルクの頭に手を置き、コスモエナジーを流した。メルクの顔は赤くなっていき、両足はブルブルと産まれたての子鹿のようになっている


「これで行けるか」

「せ、責任を取ってもらいますから」

「?」


メルクが祈るポーズをすると悪魔の周りを結界で封じた


「ヒイロ、今よ」

「おう」


フェリアの合図で結界で動けない悪魔を斬り裂いたが悪魔から血が出ることはなく、剣の刃も斬った感触がなかったが悪魔の方には変化があった。

全身を守る砂がなくなり、本体が剥き出しになる


「な、何をしたニンゲン」

「誰が教えるかバーカ」


ヒイロは中指を立て煽り、怒り狂った悪魔は結界内で暴れるが結界が壊れる気配はない


「ヒイロ、封射剣の真の能力は人を切れないのよ、能力や魔法を封印するの 折れて修復されたから覚醒したらしいわ 精霊たちが言ってる」

「マジで」


第4の剣 ルーンセイブじゃん 形や色は違うけど


「風の精霊よ、『シルフィードアロー』」


フェリアのエナジーボウから風の精霊から借りた風の力を矢の形に変化させ、射った。

風の矢は悪魔の腹に当たり、悪魔の胴体は消し飛んだ。

悪魔の身体から黒い心臓が宙に浮いており鼓動している


「ヒイロ、あれが悪魔の心臓 早く破壊して」

「わ、分かった」


封射剣とは別にビームソードを取り出し、コスモエナジーを纏わせていく、ビームソードの刀身の色は緑だがコスモエナジーを纏わせることで銀色に変化した。


「必殺 コスモ斬り」


必殺と格好はつけたがただ単にビームソードを振り降ろして悪魔の心臓を斬り裂いただけだ。

斬り裂かれた悪魔の心臓は力なく地面に落下、消えた


「長きに渡る砂の悪魔との因縁に決着をつけれました。」

「俺たちは仕事をしただけだ 帰るぞ」


俺、マオ、カザマは先に地下から出た


「メルクもヒイロに惚れたの?」

「ち、違います。でもとても良い人なのは分かります」

「そう、私たちも早く出ましょうか」

「そうですね」


ヒイロが砂の悪魔を消滅させたあとエルトラン星には2日間雨が続いた。

ヒイロたちは傭兵ギルドからの本隊が来るまでエルトラン星に滞在した。


「ギャゥ」

「雨だから出かけれないな」


ヴァニラさんはとてもしょんぼりしている 雨の日は出かけれない、基本俺が出かけたくない


この2日間色々あった。1つは寝る時にマオが部屋にやって来たのだがTシャツ1枚という姿だった。


「御主人様、一緒に寝る」

「いいぞ」


マオは妹見たいなものだからな、手を出さないけど


「御主人様、欲しい物がある」

「何でもいいぞ、子供が欲しいはダメだけど」

「小さいロボットが欲しい」

「小さいのって?」

「御主人様が苦戦したやつ」

「Kシリーズか、いいぞ カザマとマオにはあのサイズの方が動きやすいと思うし」

「ありがとう、御主人様 おやすみなさい」

「おやすみ」


翌朝、誰の差し金か聞くとカザマが言ってたと普通に答えてくれたのでカザマを成敗した。


問題のZEROは


「ベル、どうだ」

「武装は無事ですが機体のダメージは深刻ですね」

「修理か改修か?」

「修理は無理です。改修だと変形機能がなくなりますが私としては新しい機体を買うほうがよろしいかと」


ZEROに愛着はあるからな~X1、ダブルオーは好きな機体だけど似たようなGシリーズがあれば買うか


「次の行き先はどうする?」

「なら、船長 アネハイムエレクトロニクス本社があるコロニーへ向かいましょう」

「遠くかったよな」

「この星圏ですよ」

「とても運がいいな」


次の行き先も決めた。悪魔が消滅してから3日後、雨が晴れると、エルトラン星の砂漠は消えており、緑豊かな自然が復活していた。













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