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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
宇宙を駆ける
201/269

パラシュート降下

ヒイロが激戦を続けていた頃


「マオ殿、いけそうでござるか?」

「シミュレーション頑張った 行ける」


バイクに跨ったカザマとマオは出撃準備をしていた。


「先行して排除が目的でござる」

「うん」

「それにしてもあの小さいロボット気になるでござる」

「御主人様のZEROよりも小さかった 偵察に向いてる」

「マオ殿も同じ意見でござったか マオ殿マオ殿」

「何?カザマ」

「ゴニョゴニョゴニョゴニョ」

「終わったらやってみる」

「ヒイロ殿は色仕掛けに弱そうでござるからなむっつりってやつでござる」

「それカザマも」

「そうでござった」


フェリアたちの方はワゴンに乗って待機していた。


「リエッタの運転で大丈夫なの?」

「あれから私も練習しましたわ」

「リエッタお姉様が運転出来るなら私でも出来そうですが」

「ハクレンは成人してからよ」


この人たちで本当に大丈夫なのかしら、メルクはとても不安だった。


「アンドロイド相手はどうするのですか ムイミで消し掛けますか?」

「アンドロイドの方はベルがなんとかしてくれるらしいよ、そのかわりムイミは参戦できないらしいけど」


リエッタ、メルクは保護と移送

セルフィ、フェリア、ハクレンは救助と護衛


「電磁パルス照射後、全ての電化製品は使用出来なくなりますのでご注意を カウント10後、電磁パルスを照射します。」


ほとんどのアンドロイドは1:3で動力にコスモエナジー、AI処理に電気のハイブリッドが主流のため、電磁パルス攻撃で機能が停止する。電池は入っているがモーターがないミニ四駆状態

ムイミを改造したが電磁パルスへの対策までは出来なかった。


「カウントを開始します。グッド・ラック」


10.9.8.7.6.5.4.3.2.1


ベルファストから電磁パルス攻撃照射され、大聖堂ではパニックが起きた。


カザマとマオが乗ったバイクがベルファストから飛び降りる形で発進、パラシュートを付けているため着地後、切り離して作戦行動へ移行する。


2台のバイクは大聖堂へ突入した。


「よし、行きますわ」

「リエッタお姉様、死んでしまいます。」

「シミュレーションでは完璧でしたわ」

「リエッタの自信はどこから来るのよ」

「愛ですわ」

「リエッタに聞いた私が馬鹿でした。」

「女は度胸ですよ」


この人たち、馬鹿なの?自殺志願者なの?覚悟決めるしかないわ メルクはすでに諦めていた


ワゴンは急発進してベルファストから飛び出した。


「落ちる〜〜〜〜あれ」

「パラシュートですわよ」


ワゴンにパラシュートを付けて空中から飛び降りる どこかのワイルドスピードと同じ


「着地しましたわ」

「メルクちゃん、どうしたの?」


目に涙を溜めたメルクにハクレンは声を掛けた


「漏らしちゃった」

「仕方がありませんわ 清浄魔法クリーン」


リエッタがメルクに魔法を使うとお漏らしの跡がなくなり綺麗になり、ついでにメルクの下着も


「リエッタでも魔法が使えたのですね」

「セルフィ、失礼ですわよ 回復魔法は使えます。これは避妊に使う自分用なのですわ」


清浄魔法クリーンは対象の身体や服、体内の異物を取り除く魔法で確かに避妊用でもある


大聖堂の方へワゴンを走らせていくと、逃げる女性とそれを追いかける野郎共の姿を発見した。


「フェリア」

「すでに射抜いたわ」


フェリアの神速とも呼ばれる一矢は男の眉間を貫き絶命している


「ここに聖域を張ります。皆様は救助に向かってください」


メルクは祈るようにして魔法を使いメルクを中心に直径100メートルの聖域が完成した。


「男は入れないようにしていますので」


ハクレンは白虎と朱雀を呼び出し、朱雀は空からハクレンは白虎の背に乗り、女性たちを救出

フェリアは高台から男を発見したらすぐに射抜いていき

リエッタはフェリアが射抜いて助けた女性を拾い、聖域へ運ぶ作業

セルフィは風魔法で索敵、隠れている女性を聖域へと誘導した。



カザマとマオは


「あと1人でござるな」

「枢機卿もたいしたことなかった」


2人の前には教皇と呼ばれる人物がいた


「あと処女の血がさえあれば完全に封印を解ける所で邪魔をしやがって」

「覚悟」


カザマは教皇に迫るが砂嵐が発生し、視界から教皇の姿が消える


「マオ殿が危ないでござる 宇宙忍法土竜」


カザマの宇宙忍法土竜は土がある場所、今回は砂嵐の砂があるため使用でき、一時視界をなくし嗅覚、聴覚を強化する。まさに土竜のような忍法


「そこでござるな」


カザマはクナイを投擲すると砂嵐は止み、教皇の左腕にクナイが刺さっている


「どいつもこいつも邪魔しやがって、そこの獣人でも構わねぇ血をよこしやがれ」


教皇はマオに迫るがタイミングよくマオはサマーソルトキックを教皇の顎へ当てた


「私に触れていいのは家族だけ」


教皇は綺麗に上空へ舞い上がり、カザマはクナイに爆弾を付けて教皇へ投擲し爆発した。


「マオ殿、見事でござった(音しか聞いてない)」

「ブイ カザマ、視力は?」

「あと1分程で元に戻るでござる」



教皇(悪魔)は半身を失いながらも逃げることが出来た


「クソ、クソ、クソ、処女の血と言っているのに毎回毎回、使用済みを送り付けてくる海賊ともめ」


恨み辛みを吐きながら地面を這いずり、本来の姿が封印されている部屋まで来た。


「こうなれば最後の手段だ、力をまた貯め直さなければいけなくなるが」


封印の部屋へ入り、教皇は自分の心臓を取り出して破壊した。

すると、地震が起き封印が破壊され砂の悪魔が完全に顕現された。












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