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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
4章 魔の学生生活 学生編
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ヒスイとコハクの護衛旅6

今年最後の投稿です。昨日も書いてたって 作品が違うでしょう マシニングビーストの方もよろしくお願いします。 次の新作はヒーロー物かな 学園ヒーロー物もありかもしれない

ウォルト視点


王都では2日間の滞在予定になっており、その間はヴェント家の屋敷で過ごす。

衝撃だったのはヴェントの卿の妻であるエルフの女性がメイド服を着て、屋敷の掃除をしていたことだ。

貴族の妻はそんなことはまずしないそれよりもとても美しかった、クラーラ姉さんと比較できないくらいに


「ウォルトくん、どうしたの?」

「ウォルトくん、考え事?」

「すこし、考え事かな」


夕方まで王都を観光した。とても活気があった、それに貧困街はなかった、どんな国にも必ずあるものが


屋敷へ戻ると、ライオン獣人の人が鼻歌を歌いながら料理を作っていた。

帝国崩壊後、ヴェント卿が考えた罰を受けた それは仕方がなかったことなのは今になってよくわかる 皇帝とその子供たちは帝国民からしたら悪の象徴、それに帝位争いに民が巻き込まれることはよくあった。

それに買い物をしても皇族だというだけで代金を払わない、無銭飲食、その他もろもろ クラーラ姉さん以外の兄や姉はやり過ぎた。

ヴェント卿とライオネル獣王陛下には今でも感謝と尊敬をしているのだが


「ウォルトだったな」

「はい」

「息災ならいい、この旅の意味を考えて見たらいいぞ 俺からは、それだけだ」


その日の夕食はカレーだった とても美味しかったが2人のドラゴンからの評価は酷かったようだ。ヴェント卿のカレーにはドラゴンを惹きつける何かがあるのだろう



王都2日目


朝からイリスママが私たち5人の朝ごはんを作ってくれた。イリスママはパパの奥さんたちの中で1番新しいけど、パパが知り合った女性の順番だとアリアママの次らしい

もちろんイグニスくんも一緒だよ


「ウォルトくん、ゴーダくん、アネリさん、王都はどうでした。」

「とても活気があっていい場所だと感じました。」

「ヴェント商店は特に凄かったわ 珍しい物も多かったし」

「美味しい物、いっぱい」


ウォルトとアネリの感想はとてもわかりやすいがゴーダは自分の意見は言っている


「ゴーダくんはもう少しコミュニケーション能力を身に付けましょうか」


ゴーダは下を向いてしまった。

今日はイリスママの案内で王都を見て回る、昨日は時間が足りなかったため、王都を全て見れなかった。

昼食は外で食べ、夕食はイリスママの実家、メスティア侯爵家にお呼ばれされている


メスティア侯爵家での夕食はとても楽しかった

帝国は昔から王国に対して嫌がらせをし続けており、王国民からは皇族は非難の対象なのだがこれもヴェント卿やライオネル獣王陛下、エミル女王陛下の尽力のお陰なのだろう

クラーラ姉さんを筆頭に僕たちで中立都市を盛り上げて行かないといけない未來が見えた気がした。


そして旅立ちの朝、5人は王都から中立都市を目指して歩くのであった。





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