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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
4章 魔の学生生活 学生編
140/269

ヒイロ クラーラの頼みを聞く

翌日、各国のトップたちはバカンスが名残惜しかったのか渋々帰って行ったがクラーラとその弟と妹は頼みたいことがあったようで最後に残った。


「ヴェント卿に頼みたいことがありまして」


過去のことはすでに水に流しているし、悪いのは皇帝やクラーラの兄、姉であり本人は色々と利用され続けていただけなんだが


「無理じゃない範囲なら良いですよ」

「弟と妹たちの見聞を広めたいと思いまして、長期休みの間だけ島の方に滞在することは可能でしょうか?」

「それはいいが、旅をした方がいいと思うぞ いろんな街や村に行き、そこに暮らしている人の生活やどんな物を作っているのかとか それに旅はいいぞ、自由だからな」


3人は目を輝かせている ウォルト、ゴーダ、アネリは年齢は同じだが腹違いで今はメスティア学院の生徒だ


「旅はいいのですが、この子たちには武の心得はありませんし魔力量も少ないので魔法もままならないので3人で旅をさせるのは心配ですし、大人の護衛を付けてしまうとそれはそれで」


言いたいことは分かる。


「護衛が人間じゃなければいいんだな」

「???」

「ヒスイ、コハク」

「パパ、どうしたの?」

「お話、終わったの?」

「ヒスイ、コハクもとに戻ってくれ」

「「 うん 」」


小さな女の子から1mくらいの大きさのドラゴンに変身した。


「これでいい?」

「いいぞ」


2人の頭を撫でる


「護衛にこの2人はどうだ? 小さい女の子のままなら相手が盗賊でも油断するし、3人にはドラゴンじゃなくて、親戚の子供くらいな感じで接してくれたらいい どうだろうか」

「ヴェント卿、それでお願いします。」

「旅はいつから始める?あとは行き先と道順だな」

「その辺りはしっかりと話し合って決めますので、後日また来ますね」


クラーラと弟と妹たちは帰って行った


「ヒスイとコハクにはあの3人と旅の護衛をして欲しいんだけど」

「いいよ〜」

「お兄ちゃんやお姉ちゃんたちも同じことしたって言ってた」

「あの時はヒスイ、コハクよりも大きかったぞ」


そろそろ向かうか


「ヒスイ、コハク お兄ちゃんとお姉ちゃんたちを呼んできて」

「「 はーい 」」


2人は4人のドラゴンを呼びに行き、妻たちの準備も終わったようだ

6台のベビーカーにはロイ、カスミ、ラン、ルン、ガイア、イグニスがいる ロイとカスミは起きており、大人しくしている


「忘れ物はないか?」

「大丈夫です。」

「忘れても旦那様のアイテムボックスに入ってそうですし」

「旦那様は色々と先を見越していますし」


ララとルルはいつも通りのメイド服だが夏場のため、半袖のミニスカートタイプ 転生してから思うことはこの世界の人たちは若々しい イリスの祖父の学院も60歳は過ぎているのだが見た目は40代と言っても通用するくらいなのだ

体型の方は怠惰な生活をしていればそりゃ〜太るわな ふくよかな女性は見たことないな、巨乳の美女なら多いけど


「パパ〜呼んできたよ」

「レッドお兄ちゃんがとても嫌そうな顔をしていたよ」

「父上、お呼びでしょうか」

「今から出かけるぞ」


それからホワイトとブルー、最後にレッドがやって来た


「転移するぞ」


転移魔法で家族全員を禁足地へ転移、転移先には龍神様がすでに待っておられた。



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