ヒイロ 住民を受け入れる
今日はヒノモトから受け入れの日だ、ダンジは酒蔵で酒造をしている。ダンジの家は酒蔵の近くに作った。
ルノリアはララとルルの手により徹底的に生活改善期間中だ、ララとルルは俺の屋敷で働く事になった。
ニアンは住んでいた村で家畜の世話をしていたということで島の家畜の世話をしてもらっている。
受け入れた4人も色々と働いてくれている。変わったところといえばアヤメがアリアと同じメイド服を着て朝から起こしてくれたり、アリアは俺より早く起きても俺が起きるまで側にいてくれたりと
「ヒイロさん、今日は私も行きますからね」
「連れて行くから大丈夫だよ」
アリアはドレスを着ている
「普通の服でいいけど」
「いえ、ヒイロさんの妻ですので」
アリアは元王族だからか、それにしても
「露出が多くないか」
「でもレディさんがこのドレスならヒイロさんの好みだって」
白いドレスで太ももが露わになっており、胸元の露出と背中も露出がしている。似合っているし、花畑に連れて行きたい
「アヤメはいつも通りだな」
「はい、次回からヒノモトに行くときはおしゃれを頑張ってみます。」
転移魔法で天守閣へ
「ヒイロ、来ると思ったぞ」
巫女様、フェリが出迎えてくれた。未来視があるからなこの幼女
「アヤメも無事に嫁いだようだな、そちらがアリアだな、ヒイロから聞いているぞ 世界で一番可愛いエルフの美姫だと」
「は、はわ〜」
アリアの顔が恥ずかしさで真っ赤だ、夜はあんなに淫れるのに、アヤメもな
「昼には全員集まるからな、今のうちに取りに行くもを取りに行けばいい アリアは我とお話じゃ」
俺とアヤメは天守閣から降りて、アヤメは浴衣を取りに俺は鍛冶屋に向かった。
鍛冶屋に着くとおっさんが待っていた。
「昨日には完成していたぞ、最高傑作ができた。持っていけ」
小太刀を2振り、受け取った 重さはそこまで重くなく、刀身は綺麗だ
「あんちゃん、オリハルコンはまだあるか 買い取らせて欲しい」
「オリハルコンは持っていないがこれはどうだ」
何食わぬ顔でミスリルのインゴットを渡した
「ミスリルか、白金貨5枚で買い取る」
ミスリル渡し、白金貨を受け取った。
「また、刀が欲しくなったらくるよ メンテもしてやるからな」
城下町を歩いているとアヤメを見つけた。荷物を持っているから浴衣を受け取ったようだ。
「アヤメ」
「主君、受け取って来ました。これから私は実家に1度戻ろうと思います。」
「アヤメ、俺からプレゼントだ」
小太刀をアヤメに渡した。
「2振りあるからね、片方はアヤメに使って欲しい」
「ありがたく頂戴します。ヒイロ様、愛していますよ」
「俺もアヤメを大事にするよ」
アヤメは実家に向かい、俺は天守閣へ戻ることに
天守閣に戻ると、2人は仲良く話している。
「アリア、帰ったよ」
「おかえりなさい」
「ヒイロ、よく聞け 半年後、お前は帝国と戦っている未来が見えた そしてお前の住んでいる島が動く」
なるほどなあの皇女は役に立たなかったか、島が動く意味はだいたいレディが判断したんだろうな
「なんじゃ、驚かないのか」
「助けた帝国の皇女に宣戦布告はしているし、住んでいる島は5000年前に作られた船だ」
「いやいやいやいや、我が驚いたわ」
「アリアを未来視で見ることが出来るのか」
「それがな、何も見えないんじゃ」
「アリアが可愛い過ぎるから仕方ないよな」
未来が見えない、アリアは神の部類なのか?それとも設定によくある特異点なのか 俺はアリアを守らないといけないな
「ヒイロさん、どうかしましたか」
「アリアに着せる水着を考えていた」
「もう、エッチ」
「俺のアリアは可愛いからな」
「ヒイロ、あんまりイチャつくなよ」
「すまん、フェリの存在を忘れていた」
「そろそろ時間じゃな、我は下には行けないから後はカゲミツに任せているからのう」
「また会いに来るよ」
「またお話しましょうね」
俺とアリアは天守閣から下へ向かった。
「ヒイロ、世界はお前に掛かっているからな」
城から出るとカゲミツさんとアヤメがすでにいた
「若様、お久しぶりですな」
「婿養子ではないので若様じゃないですよ、カゲミツさん」
「ハハハッハ、そちらの美しいお嬢さんがヒイロ殿の正妻でございますか」
「ヒイロさんの妻のアリアと申します。アヤメさんとは仲良くさせていただいてます。」
「これはご丁寧にわしはカゲミツ・フウマ、アヤメの祖父じゃ アリアさんもお爺ちゃんと読んでもらえると嬉しいのじゃが」
「お祖父様、あんまりエロ爺をしないでください」
「俺は慕ってくれる奥さんに順番なんてつけませんから」
「そのようじゃな」
城の外へ向かう
「すでに外で待たせておる」
城の外には9人の男女が待っていた。
「俺はヒイロと言います。これから向かう島の偉い人です。」
「皆さまはじめまして、ヒイロさんの妻のアリアと申します。ヒイロさんは簡単に言うと王様ですね。話しかけやすいですし相談にも乗ってくれますので、それではさっそく向かいましょうか」
あれアリアに仕切られているのだが?空間収納魔法から馬車を出した
「とりあえず荷物を馬車に乗せてください、馬車に乗って行きますので」
9人の荷物が馬車内の倉庫に積まれていき、最後にアヤメの荷物と嫁入り道具 嫁入り道具と言われて和箪笥や大量の着物を予想していたが実際は大きめの風呂敷に包める量だった
俺は転移魔法で門を開き、馬車でくぐった 門を通るから『ゲート』でいいよな
島に着いてから馬車を止めて、各自荷物を持ち馬車から降りていく
「今日からここに住んでもらうけど、自己紹介してくれないか」
最初にアヤメと同じ忍者の人からだ
「ヒイロ殿、姉上がお世話になっています。僕はガム・フウマです。忍なので護衛や偵察が得意です。よろしくお願いします。義兄上」
アヤメの弟だった。
次は武士の男性だ
「某はユキムラ、得物はこの槍だ。ヒイロ殿を主君として忠誠を誓おう」
赤い鉢巻が目立っている、槍しかも2槍流か 普通は扱えないよな
次は隣り武士の人
「俺はミナト、得物はこの名刀『秋風』だ、よろしく頼むぜ、大将」
見ただけだが中々の業物だと分かる 戦闘分野の3人の自己紹介が終わり次は商人だ
「私はミナモといいます。ミナトは兄です。あの馬車ならどこでも行けそうですね 不束者ですがよろしくお願いします。」
ミナモはミナトと似ていない、兄妹だ
「はじめまして、ヨシロウといいます。よろしくお願いします。」
ヨシロウは小柄だな、少し気が弱そうだがそういう相手は怒らせると怖いからな
「はじめまして、ミチといいます。元気な野菜や米を作りますよ」
ミチは元気な女性だ
「えっと、トメといいます〜頑張ります〜」
トメは不思議ちゃんだきっと
「オッス、オラ、ゴロウ べっぴんさんと結婚するのが夢なんだ」
1文字違い、結婚願望かアリアとアヤメはやらんぞ
「俺が最後か、俺はイケ、体力だけは誰にも負けないぜ」
自己紹介が終わった、一癖も二癖もあるような9人を受け入れた
「あとはこのレディが案内してくれるからまずは君たちの住む家からかな」
あとはレディに丸投げした、レディも小型機を使って案内するようだ。
俺たちは屋敷へ帰った。
「おかえりなさいませ、旦那様、奥様」
ルノリアだがメイド服が似合わない、笑えてくる
「ヒイロさん、ルノリアさんだって頑張っているのですから笑うのは失礼ですよ」
「うん、ごめん」
「分かっている、似合わないのは」
「ルノリア、お土産」
ルノリア用の浴衣を渡した。
「ありがとう、それにしても私はいつまでメイドをすればいいんだ」
「ララとルルから許しが出るまで?」
「お部屋のお掃除が出来るようになるまで?」
「主君、アリアさん、ルノリアさんに出来るのでしょうか?」
アヤメがとどめを刺した。
「ルノリア、今日はもういいぞ ララとルルには俺から言っておくから」
受け入れまでの間にみんなと話し合って修練場を作ったり、大衆浴場を作ったり、精米小屋を作ったり、色々必要になりそうな施設を作った。
最初は俺とレディだけで今では16人増えた
ワクチン3回目打ちました。明日体調次第ですかね




