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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
1章 チート過ぎる島
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ヒイロ ついに一線を越える

馬車を走らせて、ジオラル共和国の首都ジオに入った、どこの国にも言えるがセキュリティ甘くないか?

馬車を止めて、全員を降ろして空間収納魔法で馬車を収納する。

空間収納魔法は一時的に生き物も収納できる。これで馬車も盗まれないから安全だ。


「とりあえず、必要な物を買いに行こうか、俺はダンジと行動するから2時間後ここに集合で」

「ヒイロさん」

「アリア、デートは今度でお願い 女性の買い物は女性だけの方がいいでしょ」


とりあえずアリアを説得出来た、帰ったら我儘を聞いてあげよう


「ダンジを奴隷になる前は何をしていたんだ」

「鍛冶をしていた、深酒をして寝ている所を捕まったからのぅ」

「そういえば、俺の島には酒がないんだよな」

「なんじゃと、わしは酒造をするぞ」


売り物になればいいんだが


「いいけど、売り物になる酒を作ることと数種類、度数の違う酒を作ることを守るなら作ってもいいけど」

「よし、わかった」


ダンジが生活に必要な物を買った。


「ヒイロ殿、アリアちゃんの相手をしなくて良かったのか」

「ダンジも女性に囲まれて買い物とかより気軽に話せる相手がいる方が楽だろ 解放されたあとだからね 女性の事は女性に任せるのが適任だと思うよ」


レディはこの状況を見ているはずだから家の改修後に他の家を作っているな


「そろそろ時間だな、集合場所に行こうか」


ダンジと歩くと親方と弟子なんだよな、威厳がありそうで

集合場所に早めに着き、女性陣もやって来た。


「その荷物の量は?」

「みんなでお揃いの服を着ようとかで買っちゃった」


ルノリアが説明したが、口調はやけに軽くなっている


「アリアさん、アヤメさんを置いていくからヒイロさんは一緒にいてあげて、あとは私に任せなさい ということで金貨3枚くらい貸して」


俺は黙って金貨5枚渡した。


「ルノリア、みんなを頼んだぞ」


ルノリアたちは行ってしまい。俺とアリア、アヤメさんだけになった。

3人で街を見て回ることにした。アリアは俺の腕を挟んで歩き、アヤメさんは後ろから付いて歩く感じだ


「アヤメさんはなんで後ろ?」

「これから主君の妻として、アリアさんと主君を観察し今後に活かせたいと思いまして 人通りが多いので横に並んで歩くのは迷惑だと」

「ヒイロさん言ってましたよね、本人しだいと言ってましたよね アヤメさんはヒイロさんのことが大好きなんですよ」


ようやく直感が働いた、彼女を受け入れた方がいいみたいだ。


「アリア、アヤメと交代してくれる?」

「良いですよ、アヤメさんも可愛がってあげてくださいね」


アヤメはアリアのようにやろうとしたがぎこちない


「アヤメ、手を繋ぐ所からしよう、自然にアリアのように出来るようになるからね」

「はい」


アヤメと手を繋いだ、アリアとは違って少しゴツゴツしているがクノイチとしての日々の努力の結果なのだろう


「主君、その私の手は」

「努力の証なんだから否定はしないよ」


アリアが耳打ちで教えてくれた。アヤメは20歳で今まで男性と1度付き合ったことがあるが半日で別れたらしい、相手は商人の息子でアヤメの仕事を知らなかったらしい


色々なお店を見て回り、指輪を買うためにジュエリーショップっぽい店に入った。


「いらっしゃいませ、どのような物をお探しで」

「彼女たちに贈る指輪を探しに来ました。」

「それではお嬢様方はこちらへ指の採寸をしますので」


アリアとアヤメは店の奥へ


「どのような指輪をご所望で」

「結婚をするので特別なプレゼントを」


こっちの世界では婚約指輪はなく、貴族同士の口約束だったりで結婚指輪もない、指輪は特別な相手への特別なプレゼントで指輪それぞれに意味があるのだがそれ以上はレディは教えてくれなかった。自分で選んで決めろってことらしい


「お客様のたちの出会いを教えてもらえないでしょうか」


アリアとの出会いとアヤメとの出会いを話した。色々隠すところは隠してだが


「エルフのお嬢様にはこちらの赤い宝石の指輪ですね、真実の愛という意味が込められています。黒髪のお嬢様にはこちらの白い宝石の指輪ですね、育む愛という意味が込められています。」 

「2人にぴったりですね それを買います。」

「ありがとうございます。」


指輪2つで白金貨1枚だった、メスティア侯爵を助けた時の金がここで生きてくるとはな 人との出会いは縁だな 2人は奥から帰ってきて、採寸調整された指輪が入った小包を受け取り店を出た。


「島に帰ったら渡すからね」

「楽しみですね」

「はい」


手頃な店で食事を済ましてからルノリアたちと合流した。


「ルノリア、たまには気が利くよな」

「これはアリア様のためですから」


街の外まで移動して空間収納魔法から馬車を出した。ホーススライムたちは元気そうだ、街から少し離れた所まで走り、回収したオークの死体を食べさせた。

ホーススライムは口で食べるのでなく、元のスライムのように身体から取り込み、オークの死体の大きさ分太くなったが消化していき元の大きさに戻った。


転移魔法を使い門をくぐり抜け、島に帰還した。家は貴族の屋敷のように大きくなっており、宿屋のような建物が増えている。


「マスター、おかえりなさい 酒造作りに最適な場所の選定は終わっていますよ」

「あの宿屋みたいなのは?」

「あれは集合住宅ですね、5000年前はあの建築物で独身の人たちは暮らしていましたよ 部屋は2階建て各階層に5部屋あります。」

「4人は部屋決めをしてから今日からここで暮らしてもらうよ 仕事の話は明日からで」


4人をレディの小型機に任せて、俺たちは屋敷になった家に入った。


「広いですね」

「ヒイロ卿と呼べばいいですか」

「ルノリア、冗談でも止めろ」


キッチンは前より広くなっている、ダイニングも広い リビングも広い、ソファが置かれている 壁には絵画とか飾ればいいと思うがそんな趣味ないからな

風呂場を見に行くと、温泉になっておりとにかく広い


「ヒイロさん、これでみんなで入れますね」

「そうだね」

「私は入りませんからね」


ルノリアには聞いていない

次に2階に行き、俺の部屋からベッドが特大になっている


「マスターはこれからも奥様が増えると思いますので」

「今日からアヤメさんも一緒ですね」

「お2人に混ざれるように精進いたします。」


隣の部屋に行く、衣装部屋のようだ。ほとんどがアリアの服だがこれからアヤメの服やまだ見ぬ嫁の服が増えるのだと思う

部屋を見ていく、書斎があり、アリアの部屋、アヤメの部屋があり、最後にルノリアの部屋だが中は汚かった、典型的なズボラ女の部屋だった。


「見ないでください」

「貰い手がいないのも頷けるわ」


アリアとアヤメも頷いている。


「集合住宅に移るか」

「私はアリア様の護衛が」

「アヤメと俺がいるし」 

「クッ」

「ここの生活が快適過ぎたんだろ」

「そ、それはソンナコトナイデスヨ」

「明日からヴァイスとシュヴァルツに殺傷ありで訓練でもしてもらうか」

「訓練の名目で処分するのですか」

「ソンナコトナイヨ」

「ルノリアさんにはララさんとルルさんと一緒に侍女さんとして働いてもらいましょう」

「アリア様、私があれを着るのですか アリア様が着たほうが」

「何を言っているのですか、私が着ているときはヒイロさんにご奉仕をする時ですけど、アヤメさんも着ましょう、一緒にご奉仕しましょう」

「はい」


そんな目で見られても、アリアを止めれないからね、アヤメのメイド服もみたいから頑張れ 俺は応援するよ

それにしてもまだ空き部屋が多い、ルノリアを放っておいて3人で温泉へ


「ヒイロさん、男の人はなんでそれが付いているのですか?」

「アリアさん、下着を着けるよね」

「はい、今日は黒色です。」

「下着を着ける所は大事な部分なんだ」

「そうなのですね」


アリアにどう説明すべきか、アヤメを見るとそっぽを向かれた


「アリア、寝る時に教えるよ」

「お願いしますね」


温泉を楽しんだ、おっぱいって浮くんだ女性の神秘だな

寝室へ 


「アリア、俺からのプレゼント これからもよろしくお願いします。」


赤い宝石の付いた指輪をアリアに渡した。


「大切にしますね」

「アヤメ、君にもプレゼント 歳下で頼りないと思いますがよろしくお願いします。」


白い宝石の付いた指輪をアヤメに渡した。


「私の方こそよろしくお願いします。」


温泉で言った話をアリアに話す。隣で聞いているアヤメの顔は真っ赤で沸騰しそうだ。アリアはネグリジェを脱いだ


「ヒイロさん、愛してください。」


俺は今日、アリアと一線を越えた 次にアヤメとも







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