表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
1章 チート過ぎる島
10/269

ヒイロ ヒノモトへ行く

今後のことを考えないといけない、刀は2本だよな


「レディ、刀がもう1本欲しい」

「マスター、私には作ることができません。異世界から転移して来た者たちによって作られた武器で私が休眠状態にあった頃でもありますので情報がありません」

「東の小国に行くしかないか、転生者とか転移者は他にいるのか?」

「情報を手に入れれない者がたまにいます。おそらくその者がマスターの言っている人物でしょう マスターもなんですがね」

「東の小国に行こうかな、なんだか俺がいた世界に似ていそうだし」

「今回は海岸からのルートの映像を映します。」


レディのモノアイから海岸沿いの映像が映し出され、人がいないのを確認した。


「アリアを連れて行ってもいいか?」

「物珍しく見られるでしょうがそれでも?」

「1人で行くわ、説得の方を頼んだ」

「それではこのメモを」


メモを渡された、書いている内容はアリアとルノリアの3サイズが書かれている。


「向こうの服を買って来るわ」


俺は転移魔法で海岸へ転移した。

潮風と磯の香り、殺風景な砂浜だ。ここから歩いて10分くらいの所に街があるみたいなのだが囲まれている。


「忍か」


全身黒尽くめの8人の忍者がいる、そのうち3人は女性くの一だ。


「やはり巫女様の予言は正しかった」

「どうしますか、無力化にして連れて行きますか」

「先ずは向こうの出方次第だ、刀を抜くなよ」


会話は筒抜け何だけどね


「俺は抵抗しないからその巫女様の所へ案内をしてくれ」

「わかった」


8人の内2人は残り、後は任務か情報収集に出たのか 2人の内1人は老齢なお爺さんなのだが服の上でもわかるほど鍛えられている、もう1人は若い女性で年齢は俺と変わりないくらいだ、胸は小ぶりだが


「わしはカゲミツ・フウマ、忍者部隊の当主じゃ、こっちが」

「アヤメ・フウマと申します。」

「俺はヒイロです。巫女様とは」

「巫女様はわしらフウマが代々仕えている御方で、巫女様の予言で今日、この地に異国からの使者が現れると予言があったのじゃ」


予言の巫女か名前がヒミコなら笑えるぞ


「こちらの出方次第で敵にも味方にもなるから丁重にするようにと申されたのじゃ」

「と言われても俺は刀を買いに来ただけなんだが」

「ヒイロ殿、城まで案内をしよう」


徒歩で城まで歩いた、10分ぐらいで街に着き、そこから15分かかり城へ 天守閣がある和の城だ、街を歩いている人は着物や洋装、大正時代だな 出店には焼きおにぎりやおでんなど売っており、ラーメンはなかったがうどん屋があり、みんな箸を使っている


この国はヒノモトと呼ばれ、キョウとエドの2つの大きな街しかない、また王はいない 2つの街から国民に選ばれた10名が会議を開き、国を運営していく 任期は2年 特産物は海鮮物と刀や手裏剣、クナイのようだ


「カゲミツさん、巫女様に会う前に所用があるのですが」

「ヒイロ殿は刀を御所望でしたな」

「はい、あとは着物を買って帰ろうかと思います。妻はエルフなので人目のことを考えて連れてこれなかったので」

「それではアヤメに選ばせよう、我が孫ながら美的センスが良くてのう」

「それではアヤメさん、お願いします。あとこれメモですね、妻と従者のサイズが書いてますので参考に」

「了解しました。」


アヤメさんは走り去って行き、俺とカゲミツさんは鍛冶屋に向かった


「ヒイロ殿、アヤメをもらってくださらんか」

「唐突にどうしたんですか」

「わしらは外の世界をよく知らなくてな、あの子の世代からは外の世界と向き合うようにしたいのじゃ」

「俺もこの国と変わらないような場所に住んでいますよ、転移魔法が使えるので今はいろんな国の情報収集していますが、俺にはアリアという妻がすでにいますがアヤメさんの気持ちしだいですよ」

「どうしたもんじゃな」


鍛冶屋に着いた


「御老公、今日はなんのようで」

「この者に刀を作ってもらいたい」

「あんちゃん、手を見せてみな」


俺は鍛冶屋のおっちゃんに手を見せる。


「気に入った、最高の刀を打ってやる」

「それではこの金属を使ってもらえますか」


レディに持たされた金属だ、オリハルコンなんだけど


「あんちゃん、オリハルコンじゃねーか 任せろ最高の一振りを作ってやる 金はいらん」

「小太刀が欲しいのですが」 

「長刀や脇差しじゃなくて小太刀だと」

「長刀はすでにありますので、それに武器を収集するほど暇じゃないので」


1週間後完成するということで、また来ることになった。


「ヒイロ殿は王族なのか」

「違いますけど、統治者なのかな」


アヤメさんがこちらに向かってきた。

「ヒイロ殿、1週間後に完成するという話です。」

「来週は妻たちも連れてまた来ますよ。所でアヤメさんは外の世界を見に行きたいですか?」

「興味はあります。それに私たち人間以外の種族の方に会いたいとも思います。」


脈ありだな、俺の直感はアヤメさんには機能していない


「ヒイロ殿、巫女様の下へ参られようかのう」


俺はカゲミツさんに着いていき、城の中へ入った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ