3択の世界
やっとタイトルを決めれました。3作同時には流石に手筆出来ないので不定期になりますがよろしくお願いします。
3つの世界から選ばないといけないのだが
「神様、子供から産まれるとして親を選ぶことはできますか?」
「すまんのう、そこまではできないのじゃ そもそも神は自分の管理している世界に介入することはできない、こうやって転生者を送り込むくらいしかできなくてのぅ」
親は完全にランダムか、親ガチャだな ならメイキングした方がいいな
「俺の他に転生した人はどこの世界が多いですか?」
「蒸気の世界と宇宙の世界が多いのう、だから人気のない剣と魔法の世界は特典を少し多めにしているのだが 今回はあの癇癪で200人ほど転生させたのじゃが蒸気の世界が100人、宇宙の世界が84人で剣と魔法の世界は15人、君が最後だ。」
剣と魔法の世界に行こうかな、エルフ好きだし
「剣と魔法の世界の詳細を詳しく聞かせてください」
ウィリストリアという世界で5つの大陸があり、様々な国家がある。どこの世界にも言えることは転生したあとは好きに生きていいらしい、神様からの厄介ごとなどはなく第二の人生を謳歌してもらいたいと
その後、詳しく話を聞いたおかげか神様は俺への特典を多めにしてくれるという話になった。これはとてもありがたい。
「神様、俺はウィリストリアに転生しようと思います。」
「さっそく特典の話をしようかのう」
まずは専用の武器は刀にしてもらった。ウィリストリアにも刀はあり、使い手は少ないため珍しい武器扱いなのだが、生前剣道をしていた俺は刀を選んだ。
次にスキルだが7から10まで増やしてもらった、鑑定、刀術、体術などの戦闘向きなものを選び残りは転生後に決めてもいいかと聞くと良いと言われた。
魔法は5つから7つに増えた。ウィストリアには火水風土の四大元素と光と闇、聖、星、無、時空魔法が存在しておりその他にもまだあるらしい、水の派生が氷 風の派生が雷となり、時空魔法は失われた魔法『ロストマジック』となっている。
俺は火、水、風、聖、時空、闇、星魔法を選んだ。火起こし、飲水、洗濯を乾かしたり、時空魔法にはゲートという行ったことのある場所に行くことができる魔法がある。
聖魔法を選んだ理由はウィストリアには奴隷商があり、奴隷には奴隷紋と言われている物が刻まれている これは呪いと同じ物なので解呪するためには聖魔法が必要だからだ。
最後に自分を作る、生前の俺は背は高く、太ってはいない中性的な体型なのだが顔がブサイクでよくいじめにあっていた。それに彼女は産まれて1度もできたことはない。イケメンを作るつもりはないが生前よりもまともな顔になるように作った。髪と瞳は黒、身長は180 体重は70くらいの顔以外は全て生前のコピーが完成した。白い塊だった俺は完成した俺の姿形になった。年齢は15歳、名前はヒイロ 生前と同じ名前にした。
「ヒイロよ、最後にわしからのプレゼントをあげよう」
映画のスクリーンには島が映し出されていた。
「この島は5000年ほど前に存在したこの世界の古代遺跡でな、この島の管理者をヒイロに書き換えておく、向こうに着いたら管理者 君がいた世界で言うと人工知能が色々教えてくれるだろう」
「分かりました。色々ありがとうございました。」
「それでは天寿を全うしたらまた会おう。わしはここからヒイロの活躍を見ておくからのう」
俺の意識は失い、目を覚ますと草原の上に寝ていた。どうやら神様が言っていた島にいるようだ、
俺はさっそく散策を始めた。