復讐の始まり……
深夜の職員室にキーボードを叩く音だけが響いている。
『チッ。もうこんな時間か。』
守口は気だるそうに腕時計を見るなり、悪態をついた。
その時、ズボンのポケットから振動が伝わってきた。
聞き覚えのある音。
携帯の着信だ。
「なんだ? 」
携帯を起動して着信の内容を確認する。
「なんなんだ…これは…」
数字が画面を覆い尽くすように羅列されている。
深夜で1人きりで作業しているということもあって、守口は、少し怯えた表情で画面を見つめた。
ただの迷惑メールだと思い、守口は携帯の電源を切った。そして作成したプリントをまとめてどこか落ち着かない足取りで帰路についた。
「000000000000000000…」
また、メールが届いてきた、
「1月17日 何度先生に言ってもまともに取り合ってくれない…」
ピロン(着信音)また、メールが…
「2月14日 だんだん酷くなってきた、何度先生に言っても聞いてもくれない…」
ピロン
「3月3日 もう誰も聞いてくれない…絶対に許さない…」
ピロン
「4月13日 ............」
ピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロン ン........
「ひっ、」
「ゆ........る」 「さな……」 「い…」
「.............」
「ゆるさない…ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない……」
「許さない!」
「なんだよ……これ…じょうだんだろ……」
ピロン……
震える手で、携帯を開いた…強迫観念に駆られるように…
「っつ、!」
開いた画面には一年前飛び下り自殺を図った生徒の自殺した時の写真であった........
「なんだよこれ……」
次の瞬間画面に映っている自殺した生徒の顔が、こっちを見た。
「絶対に殺してやる……」
耳元でささやかれたかのように、鮮明にきこえた……
とてつもない憎悪を含んだ声で……
はい皆さんこんにちはもっこもこです。
今回第二作目を出すことができました。
いやぁ、希望の第二作です、がんばっていきますよぉ!
ちなみに初ホラー作品で、かなり考えて作成しました。
どんな感じのホラーにするところから考えて、キャラもかぶらないように考えました。
キャラ考えるところが一番しんどかった....
そんなことは置いておき、今回の作品の題材は「いじめ」です。
皆さんは受けたことがありますか?
私は小中学校共にいじめに……
うそです、ホントだよ(泣)
ある少女がいじめを受け、自殺をしてしまいそれが全ての現況です
いじめてきたやつに憂さを晴らさんとばかりに殺しにかかります。
次回 守口さんはを痛めつけ…丁重に扱いたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
次章もお付き合いをおねがいします。