止まった時計
おじいちゃんから古い時計を貰った。それは一生大切にする。と誓ったんだ。なぜなら爺ちゃんの形見だから。
「この時計壊れてるのかな?」
「もう何年も前の時計だからね…古い時計だし直せそうにもないんじゃない?」
「そっか…それでも大切にしよう…」
〜翌日〜
「ねぇ蓮君ここの課題分かる?」
「わかるよここはちょうど0になるんだ。ちょっとやってみて」
俺はこの子が好きだ。それでも自分からは話しかけられない。なんてったって俺は意気地無しだから…
〜放課後〜
「なぁ蓮お前俺の陰口を言ったんだって?」
「言ってねぇよなんのデマだよ」
「なんだよその態度本当は言ってんだろ?俺は知ってるんだよお前のそういう性格の悪い所をな」
「お前友人だったからって俺を知った気になってんじゃねぇぞ?」
「蓮…お前とは絶交だ。」
「おい勝手な言いがかりつけて謝りもせず逃げるってのは何事なんだよ」
「俺がお前に謝るだって?俺が何したんだよ。お前だろ俺に陰口を言ったのは」
「何回も言うがな俺は何も言ってねぇよ。その噂はどこ情報なんだよ言ってみ。」
「聞こえたんだよお前が俺の悪口を言ってるところ」
「証拠がねぇだろ?」
「やってるやつが言うセリフナンバーワン来ました」
「いやいや言いがかりつけてきて俺はやってねぇのに、お前は聞きました。でもその証拠がなきゃ俺も納得できねぇよ」
「あぁ、めんどくせぇな。さようなら」
「なんなんだよ…」
〜数時間後〜
「俺は本当にやったのか?」
自分はなんのことか分からなかったが、ここまで言いがかりをつけられると本当にやったのかと疑ってしまう。
「もしも時間が戻すことができたらな…」
〜翌日〜
「ちゃんと謝らないとな、やってなくても強くいすぎた」
一方
「今回は絶対に許さないぞ…素直に謝ればいいのに…」
〜数分後〜
「蓮!危ない!」
「なんで…?」
突如として大きい音が響き渡る。轢き飛ばされた蓮の姿。唖然とする周囲の人々、蓮に寄り添う友人
「なんで…お前が…」
「目の前で事故が起こりそうだったら助けるしかねぇだろ…」
「あぁ辛い」
車のガラスが蓮の喉に突き刺さっていた。
「なぁこのガラスを引き抜いてくれないか?」
「医者を呼ぶ…」
「いや、お前が抜けこのガラスを」
「できないよ…」
「頼むよ…」
「いや、医者を呼ぶ」
〜数時間後〜
「救急隊です。ご到着遅くなりました。」
「もう仕事は無さそうです…」
「まさか…」
「息絶えてしまいました」
数刻前ーー
「あぁ苦じぃ…」
蓮はふとじいちゃんの形見の古い時計を見る。
「動かない…か」
「蓮…それはなんだ?」
「じいちゃんがくれた形見の時計だだけど動かない。」
「それもなおるといいな」
……
そこには沈黙が生まれた。
「蓮…?蓮!!」
「なんでだよぉ…」
そこには目が半開きで目の焦点の合わない蓮が力尽きて倒れた。
「カチッ…」
時計が動き始めた。
「なんで今なんだよ…せめて生きてる間に動いてやれよ…
!」
止まった時計
Fin__
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