18話 ~修行だぁぁぁぁぁぁ!~
「うっ……!ここは……どこだ?」
ベットがズラーッと並んでいる。既視感を覚える景色だが、ここはダイン前線ではない、魔王城の中だろう。
「兄ちゃん起きたか」
俺の隣には立っているハラがいた。さっきまでの憎さ程ではないが、まだハラに憎しみを感じている。
だが、ハラの話を聞いてみてから怒った方がいい、そう思った。
「なぁ、何でザイザルにあんな事させたんだ?」
俺は寝ながら聞いてみた。
「おっ? 意外と冷静だな。目覚めた途端殴ってくると思ってたぞ?」
「殴ろうと思ったが、まずはお前と話した方がいいなと思ってな」
「そうか……。じゃあ、全ては言えないが、言える範囲のは言うぜ? 」
「ああ、それだけでも助かる」
俺は上半身を起こし、ハラは、俺の隣にあった椅子に座った。そして俺はハラの方を見た。
「まぁ、最初はお前らは魔王軍を敵視しすぎだ。魔王軍=悪いっていうのは半分あってるが、半分間違っている」
「どういうことだ?」
「まず、魔物には理性がある魔物と、理性がない魔物がいる。理性がない魔物は人を食べて、殺す事に快感を覚えて人を殺すが、俺達、理性がある魔物は人を殺す必要が無い。普通に食べ物を食べて暮らせる」
「じゃあ、何でお前らは王都を襲撃したんだ?」
「俺達もお前らと同じ考えをもっている。人間が俺達に攻撃をしてくる。だから俺達も人間を攻撃する。そうしないと俺達は死ぬだけだからな」
じゃあ、和解という選択肢はないのか? という疑問が出たがその疑問はすぐになくなった。
「和解という選択肢はないぞ? 無尽蔵に湧き出る魔物を、全て俺たちは制御出来ない。その魔物達が人里を襲うせいで、俺達の信用は上がらない、むしろ下がる一方だ」
「じゃあ、何でザイザルに契約書を書かせた?」
「まず、あいつは魔王軍の下っ端だったんだ」
「ザイザルが魔王軍の下っ端!? 本当なのか!?」
「本当だ。だけど、あいつの師匠ゲラガランがキュロス教国に捕まってしまってな。それであいつが、師匠を取り返すんだと言ってキュロス教国に突っ込んでだが、あいつが死なないようにと、魔王様が連れ返して来いと言われ甚大な被害を出しつつあいつを救ったが、またキュロス教国に行くと言い出し、ヤマが拷問して契約書を書かせたんだ」
「それでどんな、契約内容なんだ?」
「お前が被害を出した分の5倍の成果を魔王軍に出せ。そういう契約内容だ」
被害を出した5倍の成果を出せと……
「被害っていうのはどれくらいだったんだ?」
「魔物は永遠に湧き出るからどれくらい死んでも別にいいが、魔王軍幹部が2人も殺られた。これでどれくらいの被害が出たか分かるだろ?」
「魔王軍幹部2人も!?」
俺はその言葉に驚きを隠せなかった。王都襲撃の時、魔王軍幹部の実力は嫌というほどわかった。それを2人も殺されるとは……どんだけキュロス教国が強いのが分かった。
「っていうか、その5倍の成果を出せって無理じゃねぇかよ!?」
「そう、無理だ。俺達は魔王軍の下っ端だった、あいつ1人でそれ以上の成果を出せと言われても絶対的に無理だと思っていたが、あいつはそれを可能にした、今回の王都襲撃でな」
「つまり、王都襲撃でそれ以上の成果を出したと?」
「そうだ。王都に襲撃できるだけでも凄い成果だが、それ以上に王城に入れた事の方が凄い。それで、あいつの契約の呪いは無くなった」
「じゃあ、また契約を書かせるのが分からねぇ。しかも、何でザイザルに俺の記憶だけを消したんだ?」
「何で兄ちゃんがそれを知ってるか分からないが、あいつは守りたいものが出来たと俺は確信した。それがあるのに無闇にキュロス教国に攻めないと俺は思った。そして、兄ちゃんを魔王軍に入らせたかったからあの契約書を書かせたそれだけだ」
ハラには表情が無いせいで感情を読み取れないが、ハラはザイザルの事を思って契約書を書かせたとそう思った。だから俺は鎌をかける。
「お前、本当の真実を隠してるだろ?」
「何の事だか? 俺は全部話したしな」
明らかな動揺。泥の流れが一段と早くなった。これで分かった。ハラは最善の行動をしたと。
ハラは、俺の身代わりになったザイザルを見て、ザイザルにとって俺が大切なのは分かっていたはずだ。そして、ハラは俺を殺した。殺さないと後後、魔王軍の天敵になると思ったからだ。それは今までのハラの言葉で分かる。そして、ザイザルの事を思って俺を蘇生するようにしたのだろう。だが、俺を蘇生すると魔王軍に何の得もない。それで、俺を魔王軍に入れたのだと。
そして、ザイザルの記憶から俺の記憶を無くすことでザイザルへの罪悪感も無くなるし、俺も魔王軍に入らせることが出来、一石二鳥だ。この行動は最善の行動だと俺は思う。
魔王軍の利益にもなるし、ザイザルへの足枷を外す事にもなる。
「お前ってもしかして、優しいのか?」
俺は笑いながら言った。
「いいや、俺は絶対に優しくねぇ!? 俺は怖いんだぞ!?」
「どうしたんだよ、何でそんなに優しくないって主張するんだよ!?」
「「お兄さんハラは魔王軍の中でトップクラスに優しいと言われてるよ? それをハラは気にしてるんだよ~」」
そんな中、医療室にメラとラメが入ってきた。
「メラ、ラメ、話すのは久しぶりだな」
「「そうだよ~、お兄さんヤマの拷問にどれだけ耐えるの~? ストレスで髪の毛、白くなってるよ~」」
白髪になっている? 確かにあんだけど拷問に耐えるだけで、どれだけストレスがやばいか……。今、思い出すだけでも身震いがする。
「あの~アイチ……くん……?」
「お前は……!」
メラとラメの後ろに隠れていたヤマが顔を出してきた。駄目だ、自然に体が震えてきた。
俺が何を言われるかビクビクしていると……
「申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「はっ?」
ヤマがヘッドスライディング土下座をいきなりした。俺はその姿を見て呆気にとられたしまった。
「お前……キャラ違くないか?」
「ひぇぇぇ! すいません! すいません!」
俺が怒ったのかと勘違いして、頭を地面にずっと叩きつけている。
「「ヤマはね~、本当は臆病で泣き虫なんだよ~? 拷問の時だけ人格を変えろと魔王様に言われてあんな人格になってるだけで、本当はいい子なんだよ?」」
「いやいやいや!? それにしても人格変わりすぎだろ!?」
そんな中、また医療室に誰かが入ってきた。
「渡辺愛地さん、やっと起きましたか」
あの眼鏡をかけた女の人だ。俺はまだ鮮明に倒れる前の彼女の憎しみの顔を覚えている
だが、何であんな顔をしていたんだと聞けるはずがなくこのモヤモヤは、どうしようか悩む。
「「そういえば、お兄さんって転生者なんでしょ? ユイさんも転生者なんだよ?」」
転生者……転生者……
「転生者!? それは本当か!?」
「本当です。貴方に名前を教えるのは嫌ですが、私の名前は木葉結です」
「本当だ、日本の名前だ……。それ以上に俺嫌われてない!?」
「しょうがねぇよ兄ちゃん。秘書は大の人間嫌いなんだよ。人間なのに変な女だろ?」
大の人間嫌いか、それなら俺が倒れる前の憎しみ顔の理由が分かった。モヤモヤは晴れたが、逆に結さんと仲良くやっていけるかな不安になった。
「こんな話をするためにここに来たんじゃありません。貴方には早く強くなってもらう為に修行をしてもらいます」
「修行? 男が憧れるワードベスト10に入ってそうなものがきたな」
「戯言を言ってないで、早くベットから起き上がって訓練場に行きますよ。ハラ、メラとラメも着いてきてください」
「「いいよ~私今、暇だし」」
「まぁ、俺は兄ちゃんの指導係だからな」
そして、俺はベットから起き上がり医療室を出ようとしてるとずっと地面に頭を叩きつけていたヤマが、こっち向いてきた。
置いていかれて悲しいという顔に見える。
俺はどうしようか迷う。俺はまだ、ヤマが良い奴だとは思わない……いいや思えないのだ。あの地獄だった拷問生活、その中で俺はヤマに本物の恐怖を植え付けられた。
だが、楓ならこの場合どうするだろうか? 楓なら絶対にこうする。
「ほら、お前も来いよヤマ」
俺はヤマに手を伸ばした。俺の差し出した手は自然に震えている。
「良いんですか?」
「本当は嫌だが、これから俺達は仲間になるんだ。ずっと嫌ってたら駄目だろ?」
ヤマは無言で俺の手を握った。そうして、ヤマを立たせハラ達の後を追った。
ーー訓練場ーー
俺達は横に10m以上、縦に10m以上のどでかい扉を開けて入ったところはただただ広い空間だった。部屋の幅も凄い広く体育館が何個もある感じだ。
「今から貴方には休み無しで戦いの基礎、この世界の知識について学んでもらいます」
「休み無しって……外れハイ・ヒューマンには無理だろ……」
「それは知っています。なのでこの指輪をはめてもらいます」
そういい、結が出したのはシルバーの指輪だった。俺はそれを受け取り指にはめた。
「それは不眠不休で活動できる指輪です。後はこれは貴方の持ち物です。受け取ってください」
結が出したのはチャラ神から貰ったブレスレットと、チャラ神から貰った緑の石だった。俺はそれを受け取り、装備した。
そういえば、服装はいつもの格好になっていた。誰が着替えさせたのか? 女だったら嫌だなと思った。
「では、戦闘での指導をしてくれるのはハラ、メラとラメ、ついでにヤマが特訓してくれます。この3人がいれば大抵の技と駆け引きは習得できます。まぁ、貴方の頑張り次第ですが」
「魔王軍幹部3人も俺の特訓に付き合ってくれるのか……ありがてぇ! そういえば、魔王軍幹部って何人いるんだ?」
「「12人だよ~他にも、四天王と魔竜王さんとかユイさんみたいに強い人とかいっぱいいるよ~」」
「魔竜王とか名前だけ見たらすげー強そうだな!?」
「魔竜王さんは幹部12人で一斉に戦っても勝てるか分からないらいぐらい強いんです。ですが、魔竜王さんは魔王様の乗り物なのですが、魔王様は滅多に魔王城を出ないので魔竜王さんはずっと寝てます……説明してすいません!」
「もしかして、魔王って魔竜王より強いの?」
「魔王様は魔王軍で1番強いからな、そりゃ魔竜王にも勝てるよ」
やべ~、俺はそんな奴を倒そうとしていたのか……恐ろしすぎる!
「話が逸れましたね。では、渡辺愛地さんはまず、ハラと戦ってもらいます」
「ハラとかよ、あいつ絶対にダメージ通らないから俺ハラ嫌いなんだよ」
「兄ちゃんえらいひでぇ事言うな」
「だってしょうがねぇだろ? ハラにどんだけ魔法撃ってもダメージ与えられないだもん」
「まぁ、そうだがな。それじゃあ、頑張って戦ってみてくれ」
「分かったよ。よしっ! 俺の力を見せてやる!」
俺はスキルを解除させようとしたが……
「あの超絶パワーアップはやっては駄目ですよ。貴方はあれを使わずにハラにダメージを負わせもらいます」
「はぁ!? そんなの無理だろ!?」
「無理ではありません。ほら、やってみて下さい」
「……分かったよ、じゃあ行くぞ!」
ーー30分後ーー
「はぁ……はぁ……はぁ……当たんねぇ!」
俺は剣を振り回してるがそれは一向に当たらなかった。ハラは俺の剣を全て避る。こんな奴にどう戦えばいいんだよ!?
「そこまでです。一通りのデータをとれました。渡辺愛地さんは剣の才能はないですが、剣以外相手にダメージを与えるのは厳しいでしょう。なのでこれから1ヶ月間、大図書館に篭もり自分の戦闘スタイル、この世界の知識を得てもらいます」
「だとよ兄ちゃん。俺達も大図書館にちょくちょく様子を見に行くから頑張れよ」
「「お兄さん、私は暇だから毎日行くね~」」
「私も行きます。ちょっとでもアイチくんに心を開いてもらいたいから迷惑だったらすいません」
「勉強すんのは分かったけど、1人で勉強すんの?」
「勿論です。本を読めば大抵の事は理解できます。後はこの魔法道具を付けながらやってください。物凄い早さで本を読めます。さぁ、大図書館に行きますよ」
「分かったけど、ちょっと休ませて!?」
ーー1ヶ月後ーー
「ここを出たらハラ達と特訓か~。自分の戦闘スタイルをどうするかは分かったけど、それを身につける為にはもっと努力しないとな~」
俺は背筋を伸ばしながら大図書館を出た。大図書館を出た先は長ーい廊下になっている。魔王城は地下10階、地上20階にもなっている大きい城だ。俺は勉強の休憩の合間にこの城を探検したが、どれくらい迷ったか……。その度、色々な人……いや人外の生き物に助けて貰った。
「この1ヶ月で俺が何であんなにパワーアップするかも分かったし、この世界の事も分かったしやっとこれで、勉強地獄から解放されたな~」
パワーアップする原因は俺のスキルの影響だった。俺のもう1つの固有スキルがあったのだ。固有スキルの名前は『成長』。このスキルのせいで俺のステータスは日々上がっている。そしてLvに合わないステータスを持っている事によってユニークスキル『制御』を覚えた感じだ。そのスキルのお陰でステータスにストッパーをかけて、生活出来ている。
しかも、固有スキル『成長』には俺の成長が早くなることが分かった。体の大きさがデカくなるとかそういう事ではなく、1回の戦闘で技術面で大きく成長出来る。そのお陰で毎日5時間のハラ達の戦闘でどんどん強くなってきている。
「毎回思うがこの扉って俺みたいなやつはどう開けるんだ?」
俺は訓練場のドアに着いて、疑問がうかんだ。
毎回、ハラ達に開けてもらっている訓練場の扉だが今日はハラ達が訓練場の扉の前にいなかった。扉を開けることを忘れて訓練場の中にいるのだろう。
訓練場の扉をどう開こうか迷ってる時……
「マスター、お困りのようだニャ?」
「この声はミケラン、久しぶりだな。半月ぶりか?」
ミケランは珍しい白黒魔獣。魔獣の姿になる時は犬みたいになり、人型になる時には猫耳族になるらしい。人になっている時は普通に喋るからいいが、まだ人のミケランには慣れない。
「そうだニャー。任務は終わったからマスターの特訓に付き合うように言われたニャ」
「それはありがたいが、この扉を開けてくれないか?」
「了解だニャ」
ミケランは扉に片手を当て、扉を普通に開けた。ミケランは俺が拷問されるのを止めるために、短期間で魔王軍幹部になり色々してくれたらしいが、駄目だったみたいだ。それを知った時は何ていい奴なんだと涙が出てきたのはいい思い出だ。
「「今日の相手は私だよ~お兄さん」」
訓練場の扉を開けるとそこにはメラとラメがいた。
「今日はメラとラメか、お前らも激強なんだよな~、攻撃当たんないじゃないか?」
「マスターなら一撃与えられるニャ」
「そういってくれると嬉しいけどな。よしっ! 俺の新スキルの実験開始だ!」
俺はファイアゴーレムを倒した時に10勲章ポイントを得た。そのポイントを使って新しい、スキルを覚えた。覚えたスキルは魔芸者。
「いざ、勝負!」
俺はベルトに掛かってあったステッキを取った。そして俺は、手のひらにビー玉を出しそれをメラとラメに投げた。
「「ビー玉っていうんだっけ? そんなのただのガラスの玉じゃ……」」
ビー玉を手で払ったメラとラメは驚愕した。ただのガラスの玉を触れたら爆発しからだ。
だが、それは威力はないただの煙幕だ。
俺は煙の中に姿を消した。
「「煙幕!? 驚いたけどお兄さんの気配は丸分かり……あれ? 気配が……2人、5人、8人、20人!? 何、この気配の数!?」」
全部で50人以上の気配を出している。その気配の正体は全てビー玉だ。そして、俺はステッキを床に叩き付けた。
「「何何!? 眩しい!?」」
俺は気配を出していたビー玉達を爆発させ光らせた。これで視界を奪った! この時に近づけば!
俺は全力疾走でメラとラメに近づいた。
「「お兄さん目は見えなくても感覚でいけるよ!」」
だが、メラとラメの蹴りの風圧でスピードが下がりこのままでは攻撃を喰らわせられないと俺の感がいった。メラとラメは俺より戦闘経験が豊富だ。その戦いの中で戦闘の感が冴えている。
それで、不意打ちが効かない!だが、それも予想通りだ!
「魔芸者魔法『ジャック・オ・ランタン』」
俺は空中にビー玉を100個を投げた。そこか重さ500kgのデカいかぼちゃを出現させた。
だが、それではメラとラメなら避けられる。たが、俺はそれは知っている。
「魔芸者魔法『密閉空間』」
俺はステッキを空中に投げそれを複製して、4つにした。それをメラとラメの周りに正四角形形にした。そしたらそこは密閉空間になる。そんな魔法……いやトリックだ。杖の間にはどんなに頑張っても切れない、特種な糸を伸ばしてある。上にはデカいかぼちゃ、周りは焦ったら決して抜け出せない檻。さぁ、どうする!?
「光魔法『レザービーム』」
メラは右手、ラメは左手をそれをハートの形にしてそこから真上にピンク色でハートの形のビームを出した。そのビームでかぼちゃを木っ端微塵にした。
それと同時に煙幕が徐々晴れれた。
「おいおい……まじかよ!?」
「「ごめんねお兄さん。あんな柔らかい物なんて魔法で壊せるよ?」」
「そうだよな~、今の魔芸者スキルのLvじゃああれが限界なんだよな~」
そんな中、俺の後ろからパチパチパチという拍手の音が聞こえた。俺は後ろをむくとそこには、おぞましい力を持っている者がいた。
弱い俺でも分かる、絶対に敵わない者だ。
「いやぁ~魔芸者スキルをあんなに戦闘に使う人は初めて見たな~。もうちょっと極めれば魔王軍幹部にしてあげるほどだよ」
「「魔王様ー! こんにちはー」」
「魔王様ニャ!? こんにちはだニャ!」
「やぁ、メラ、ラメとミケランか、久しぶりだね? 最近忙しくて魔王城を見て回れなかったから皆に会えなくて寂しかったよ」
「魔王様って……あの魔王なのか?」
「初めまして渡辺愛地君。僕が魔王だよ」
どうも2週間以内に投稿するって言ったけどしなかった犬三郎で~す。今回の話でやっと10万文字にいきました。これで色々応募出来る! 別作品も今日、投稿なので見てくれたら嬉しいです!
by 次は1週間以内に投稿しようと意気込む犬三郎