新入り、そしてバディ
結局朝会には遅れてしまった。まぁあれだけのことがあれば当たり前だろうが。
ろくに話も聞けない朝会だった。
教室に戻るとHRまで時間があるので友人と話をする。
「おう、おはよー」
「うーす……」
「なんだよ、元気ねえな」
「FB出たの分かるだろ」
「大変そうだねぇ政府さんは」
「まぁ、楽ではねえよ」
そんなことを話していると先生が入ってきた。
「席つけー。出席とるぞー。」
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HRが終わり、授業の準備をしようと席を立つ。次は苦手な古典だった。窓側の1番後ろの席だからバレずにサボれるからまだいいが。その時だった
「あ、黒間と高崎ー。1限相談室なー。公欠にしとくから」
おそらく朝の事件の話だろうか。彩音と目を見合わせ、出しかけの教科書を机にしまい教室を後にした。
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「失礼しまーす」
相談室に入るとA.T.の総督の須賀一と見慣れない2人がいた。
「総督、おはようございます」
「やぁ、今朝はよくやった。被害も最小で済んだ。後はこっちに任せてくれ。今日呼び出したのは他でもない。この2人についてだ」
「新入りですか?」
「そうだね。鈴鹿君からでいいかな」
そういうと大人な感じの女が口を開いた
「鈴鹿燐よ。任意のコアは右足。これからよろしくね」
「……鬼月大牙だ。コアは左足。よろしくたのむ」
「黒間柊哉です」
「高崎彩音よ。よろしく」
軽い挨拶をした所で総督が口を開く。
「自己紹介は済んだな。本題に入ろう。この4人の中で2人組を作ってもらう。ここでいきなり決めるのもあれだからそれぞれのペアで1回ずつ任務を遂行してもらう」
「なるほど……適正検査みたいなもんですか」
「そうだね。」
「任務のあとは?」彩音が口を開く。
「それぞれ誰と一緒が戦いやすかったか話し合って決めてもらおう」
「分かりました」
あまり戦いづらいのと組むのは勘弁して欲しいが……恐らく俺の思い通りのバディになるだろう。というかなって欲しい。
こいつらの戦術も楽しみだ。
2話目、「新入り、そしてバディ」いかがだったでしょうか。
少しグダグダになってしまったかもしれませんが愛嬌ということでゆるしてくださいm(_ _)m
さっそく大牙と燐が出てきました。
これからキャラを固めていけたらなと思います。
ここまできてお気づきの方もいるかもしれませんがサブタイトルは
「〇〇、そして××」のような形にさせていただきます。
固定されてた方がいいかなと。
あとがきもグダグダですが(笑)
ではではまた次回!