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「佳奈、早く早く!」



「もー!待ってよ司」




今日は開校記念日のため学校は休みだ



司にどこに行きたい?って聞いても佳奈と一緒ならどこでもいいとしか答えてくれない




どうしたものですかね、そう言われると悩んじゃうじゃん




高校生の佳奈にはあまり遠くへ行く足もお金もなかったので地元にある小さな水族館へ行くことにした



よかった、平日なせいもあって水族館は空いていそうだ




チケット売り場で佳奈を待つ司



早く入りたさそうにうずうずしているのが目に見えた



「何名様でよろしかったでしょうか」


カウンターのお姉さんが笑顔で聞いてくる



「大人二枚……あっ」


「すいません、大人1枚でお願いします」



危ない危ない、一人分でよかったのか!


隣では司がくすくす笑っていて、何だか恥ずかしくて足早に入口へ向かう



「佳奈!待ってよ」

今度は司が慌てて佳奈を追いかける




ええい、私のことを笑ったバツだ


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