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何故か私の部屋に幽霊がいる
しかも人のベッドでくつろいでいるし
「あの!幽霊さん、とりあえず出ていってもらえません?」
え~と頬を膨らませて不満そうな顔をされた
ここ私の部屋なんですけど?ていうか華の女子高生の部屋で何堂々とくつろいでんだ!
「私もそろそろ寝たいし、貴方がいたら寝れないんです!」
「それじゃ一緒に寝よっか」
「はい!?」
この人はいったい何を言っているんでしょうか?
だめだ…だんだんイライラしてきたぞ
「いい加減にしてください。ここにいたって私は貴方に何もしてあげられないし、早く出てって!」
思わず強めの口調なってしまう
「ごめんごめん」
「今日はもう帰るから」
またねといいながら手をヒラヒラさせて部屋のドアを通り抜けて出ていってしまった
慌ててドアを開けて外を確認してみる
誰も、いない…
ああ、この人本当に幽霊なんだ
体の力が抜けてぺたりとその場に座り込んでしまった
あの人またね、ってそう言ったよね
また来る気満々じゃん…