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僕は、ただ。

作者: 江角 稚

たった一目で、僕の心を奪われてしまった。

君に出会って

初めての感情に出会った


それなのに 僕は

それを隠した


友人の振りで笑ったんだ

周りを気にして


心が痛んだような気がした

それでも傍にいたくて


本当は大好きなのに

そこに「愛」はあったのに


素直になれず繰り返した表裏

裏表を指し示す内に何が本当か分からなくなって


表裏を繰り返す内に

拡がり出したグレーゾーン


好きになって抱いた純情が

穢れて 壊れていくのを感じた


貼り付けたような笑い顔

張り詰めたような空気で




……あぁ、


どうか君に 暴いて欲しい。

僕の 本当の気持ちを。




君の微笑む顔に 姿に

条件反射のような 作り笑い


君は哀しげに

突然 こう切り出した




「私が、嫌いなら、

離れれば良いじゃない。


愛想笑いは見たくないの。

ねぇ、どうして傍にいるの?」




その瞬間、僕の中で

何かが 弾け飛んだ


違うよ、違うよ

僕は、君が好き、なんだ


僕は僕自身には

嘘は付けない


天の邪鬼は もう辞めた

やっと手にいれた 素直な感情を




……君と一緒に

抱き締めたいから。




「違うよ、僕は

ただ、君が好きなだけ、なんだ」


たった一言で、君の心を奪ってしまった。

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