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絶望に満ちた花園で、まだ終わらない物語を君と紡ぐ。

作者:HiROKi
これは、世界の終わりに咲いた祈りの物語。
化物が街を呑み、正しさが役に立たない夜が来る。

それでも彼らは、誰かを救いたいと願う──。
何の兆しもなく、世界は終わった。

噛まれた者は理性を失い異形へと変貌し、ニュースは沈黙、行政の声も絶える。

松ノ丘高校。
桜我咲 美琴と校内一の問題児、黒薔薇 仁は、屋上で旅客機の墜落を目撃し、ただの事故ではないと直感する。

冷静な学級委員、柊 雫と自作のクロスボウを操る先輩、姫金 リナ、教師の虎杖 紬と鬼灯 健らと合流した一行は、音に反応し共食いすら厭わない化物の群れを避け、バスでの脱出を決断する。


秩序は崩れ、正しさは無力になる。
──それでも彼らは、目の前の誰かを救いたいと願い続けた。

やがて美琴の『正体』が明かされる。
彼は禁忌の技術から生まれた『新人類』 。
黒い翼、鋭い尻尾──人でありたいと願いながら、人ならざる力で仲間を守る存在だった。

襲い来る絶望、迫る裏切り、避けられぬ別れ。
選び続けなければ、誰も生き残れない。

それでも足を止めない少年少女の行軍は、滅びの中に微かな光を見つけていく。

──これは、世界の終わりに咲いた祈りの物語。守りたい人がいる限り、希望はまだ消えない。
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