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『後三条天皇、鯖の頭を食すると速記に書かるること』速記談1069

作者: 成城速記部

 ある人が持っていた原文帳に書かれた速記を反訳したところ、鰯は体によい食材だが貴人にお出しすることはない、鯖は卑しい食材ではあるが御前に供する、というが、後三条天皇は、鯖の頭に胡椒を塗ってあぶったものをいつも召し上がっていたと、範時が語っていた、と書かれていた。ただし、ところどころ曖昧で、詳しい人に見てもらったところ、鯖に胡椒を塗るという料理は一般的ではないので、恐らく胡桃のことで、範時という人物は時代が合わないので、平時範ではないかという。



教訓:速記において、他人が書いた速記文字を反訳することはない。反訳というのは、速記文字を日本語に直すことで、それを終えるまでが速記である。


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