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接触非接触、前パーティー

朝6時… うん、完全に生活リズム決まったな


と元気よく起きたはいいが、いくつか疑問点がある

定期的に歩荷の人が荷物を運んできて、

日用品等を交換するというのは聞いている。

が、4人分使った形跡のあるのを見つけたんだよね

しかも、昨日到着した時点でな…俺一人じゃないのか。

ハードになるのはわかってるのでどーなる事やら


という理由で、とりあえず出発する。


これだけは言える、まさに雪景色。

雪しかない…

大河原順平「観光案内で軽くみてたけど、なんで第一中継所

から先がこんなハードやねん」

もう、棒ざくざくの足がしがし…何を言ってるかわからんが

第一中継所以降ハードすぎんだろ


周りを見ると、崖っぽい何かの地形が多い

研究者の一人板垣夏弥は

「あの惑星はお勧めできませんよー?、しかも山でしょう?

もっといい所あるはずよー?」

と、そうとうやばいような言い方をしてたなぁ

(あとでその意味は実体験する事になる)


後ろをちらっとみると、すべったら最後、奈落の底の地形だ

横を見ても、ずっこけたら最後、上がってこれないだろう。

それだけいきなり、クライマックスになっていくのであるって

なんでやねんと思いながら

大河原順平「ああ…、なんとなくおすすめできない理由がわかった気がする」

しかし、後の祭りである。

まだまだ続く雪山。

急角度大感謝祭である。


残置されてたなわで登っていく

大河原順平「ゆっくりゆっくり、進まないと…」

ちょくちょく足跡がある事から、さっきの形跡は

本当なんだと覚悟をする。


突然、小さい声で大河原順平は

「まじかよ」とでてしまう。

うん、明らかに人いるんだよね

別に不審者じゃないけど、人数から見ても

使った形跡がある4つと数合うんだよな

即ち、4人はパーティーだったという事になる。


急角度大感謝祭と表現した通り、角度が急が続いてる

ので、僕もそうだけど、前も速度が遅い

一定の距離を空けて同じ速度で進んでるという

(人と関わりたくない)僕にとって恐怖でしかない


大河原順平「このペースだと2時間で到着してしまう」

追いついてしまうのか、それとも追いつかないのか…


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