■正夢ドリーム本部■
正夢ドリーム本部
トゥルルル~トゥルルル〜!
「お電話ありがとうございます。こちらは正夢ドリーム本部の、お客様窓口担当の吉川恋太朗と申します」
「あのぉ~......。初めて電話するのですが?」
「はい!大丈夫でこざいます!あなた様が正夢ドリーム本部に、お電話いただいた666名様になります。そこで特別正夢ドリームゴールドカードをゲットされました!よろしければ、お名前と年齢お願いします!」
「はははい...。下山田慎介33歳です」
「では下山田様!端末機からお名前と年齢をタッチペンでご記入ください!入力後、特別正夢ドリームゴールドカードが出てまいりますので、再度端末機に挿入お願いします!」
下山田は担当の吉川のなすがままに、
特別正夢ドリームゴールドカードを挿入する。
オンラインシステムが作動して、
画面に担当の吉川恋太郎が登場する。
「初めまして下山田様。これから質問いたしますので、出来る範囲でお答えくださいますか?」
「はははい...。私は生まれかって正夢など見たことないのですが大丈夫でしょうか?」
「もちろんでごさいますとも下山田様!では、現実でどのようなことがご希望でしょうか?」
「はははい......実は私はこの年でいまだに、チェリーボーイなんです。捨てたいのです!童貞を!お願いします!」
なんなこの男!
33歳にもなって童貞君やて!
「分かりました下山田様!本日の夜に特別正夢ドリームゴールドカードからリアルな正夢をお届けしますので、ご堪能してくださいませ!ただし、ひとつ条件がごさいます」
「はははい......なんでしょうか?」
「はい!下山田様は寝るとき、どのような格好でしょうか?」
「無印のチェックのパジャマです...」
「それでは正夢がお届け出来ませんので、端末機下のボックスから正夢スーツを取り出して自宅で就寝前に着替えてください!」
「はははい...分かりました!」
こうして下山田慎介は、箱に入った正夢スーツを取り出して浮かれた顔をして自宅に戻ったのである。
また一人正夢ドリーム本部に会員が増えたのである。
ウキウキ気分で自宅に戻った下山田慎介。
コンビニで買った幕の内弁当と豚汁で夕食を済ませると、熱い♨お風呂に入り身体の隅々を小綺麗にして寝室に向かう。
正夢ドリームスーツが入った箱を開けてみると...。そこには驚愕のコスチュームが?!
「なななんです?!これは?!」
そのコスチュームは、ブラックレザーのホットパンツとピチピチのベスト!そして極め付きは、猿ぐつわまで揃っていた...。
「これが正夢ドリームスーツ?!これを着たら童貞捨てることできるの?!」
思い悩む下山田慎介......?!
しかし彼は正夢で童貞卒業の誘惑には勝てずに、意を決して袖を通したのである!
鏡に写る己の姿......。
ハードなヴォンテージガイである!
その変貌振りに驚きながらも、
下山田慎介は恍惚の表情を浮かべていた。
そしてベッドインしたのである……。
深い眠りとともに正夢ドリームが舞い降りてきた。
どこかの雑居ビルのドアに前に立つ下山田慎介!ドアノブに手をかけて開けてみると?
同じような格好をして鞭を持った女王様がいたのであった。
女王様
「こらぁ~!慎介!誰の断りでここに来たぁ~!」激しく罵倒しながら鞭を振るう
ピシッ!ピシッ!ピシッ!
その光景にたじろぎながらも、下山田慎介は女王様に哀願する。
「女王様お願いします!童貞を卒業させてください!」
その後......。
下山田慎介は女王様によって…めでたく童貞を卒業したのである、
翌朝…。
爽快な気分で眼を覚ました下山田慎介。
仕事もそっちのけで、さっさと退社すると歌舞伎町をふらつく。ビジネススーツの下には、すでに正夢ドリームスーツを着ていたのである。
そして正夢ドリームで見た雑居ビルを発見したのである。エレベーターに乗りドアを開けてみると……。
そこには女王様が君臨していた!
女王様
「こらぁ~!慎介!誰の断りでここに来たぁ~!」
激しく罵倒しながら鞭を振るう!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!
おぉ~!まさに正夢です。
女王様に膝まずいて恍惚の表情を浮かべる。
その後、どうなったのか?!
女王様がヴォンテージを脱ぐと...。
その股間には大きな大きな一物が!
下山田慎介は、その一物によって童貞の卒業ではなく!未知との遭遇をして、その世界にどっぷり浸ったのである......。




