第4話 適合者
2047年-6月6日 SHION_SIDE
時間は残り僅かだとアイナに言われる紫音。
記号の印を持った獣に噛まれ感染したと告げられた。
適合者でない者が噛まれれば化物へと変貌し、誰彼構わず襲いかかる。
そして紫音は異変に気づき、建物の外へと出た。
アイナとブリングは後を追った。
変貌が始まったのか、ブリングは武器を構えた。
アイナは静止する、紫音に情けを掛けたのだ。そうこうしている内に紫音は化物へと変貌を遂げる。
変貌した姿は、今までアイナやブリングが見た物とは大きく異なっていた。
全身黒く染まり、黒い翼が生え、インプのような角を生やした化物は得体の知れない者。
変貌を遂げた紫音は雄叫びをあげ、ドームの壁に向けて走り出した。
アイナとブリングは追いかける。
ドームの端と思わしき場所で、紫音はドームの壁に手を付けていた。
何をしているのかアイナとブリングは疑問視していた。
紫音はちょっとずつ、その先へと侵入していた。
そこで二人は気づく、化物は外の世界へ出る力を保持しているのではないかと。
ブリングは外へ出しては危険と判断し、それに対し攻撃を始めるが効いている様子は無い。
そして化物は外へと出てしまったのである。




