表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

世界に絶望する3にん

この作品は、作者の99パーセントの思いつき

で出来たものです。内容がカオスティック

になる恐れがあります。


…少年が求めたものは自由だった。

生まれた時から自分のなにもかもが親族に

管理されていた。

自分の望みを伝えれば、怒られ殴られた

失敗をすれば、罰をあたえられた

そのため、少年は先詠みする事と

自分を完全に偽る技術を身につけていた。

なので少年は周りから完全人形と呼ばれ

憐れみの目を向けられていた。


ふと、そんな少年が呟く


この世界ほど窮屈でつまらないものはない




△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


…少女が求めたものは友達だった

彼女はある世界の精霊であり

そのなかでも高位の存在だった。

望みはなんでも周りがきいてくれた

しかし、一番欲しいものは手にはいらなかった。

それは、対等な友達だ。

友達になって欲しいといっても

相手は萎縮し、仮初めの関係にしかならず

いつの間にか、いなくなっていた

そんな少女は呟く

私以上に孤独なものはいない、周りの者との

関係が檻のように感じられる



▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼


…その男は、魔神と呼ばれていた

男の目には理性の光などなく

なにもない空間に一人、たたずんでいた

いつからここにいるのか

いつまでここにいるのか

どうしてここにいるのか

わからない、わからないことだらけだった

そんな男は世界を恨む、そんな怒りのなかで

何故こうなってしまったのだろう

という悲しみが渦巻き、涙を流していた

そんな男は無意識のうちに呟く

私をころしてくれ、誰か、私の心が壊れる前に…………

たすけてくれ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

彼らは絶望のなかでかすかな希望を求める

いわゆるパンドラの箱だ

いつか、彼らに希望が溢れるようになる日

は来るのだろうか

そうなれるように私は少しだけ手助けをしよう

ある女神はそう呟き力をつかった


ある日、2つの世界の境界が薄くなった


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ