学校案内(1)
「ここが、君が通うことになる高等部の校舎だよ。」
わぁ、すげぇ、てか、デカイ…なんで、こんなにおっきいんだよ(汗)
そして、風間先輩は、次の目的地に向かいながら学校について簡単に説明してくれた。
「ちなみに、1つの学年は5つのクラスに分けられている。A~Eのクラスに分けられていて、魔法の力が強い順にAからクラス配分されているんだ。」
その言葉に俺は驚いた、なぜなら俺はAクラスだったからだ!
「白夜君は何クラスなの?」
ふと、疑問に思ったのか、風間先輩が尋ねてきた。俺は、小さい声で
「え、Aクラスです…」
「え、マジで!?白夜君って凄いんだね!!ちなみにどんな魔法が得意なの?」
属性のことには触れられたくなかったが、得意魔法ぐらいはと、答えた。
「回復系の魔法とか、補助魔法です…」
「凄いね、それは!回復魔法使える人少ないから重宝されるんだよね!あ、だからAクラスなのかな?」
ふー、どうやらこれでこの話は終われそうだと思い、別の話題を振った。
「みたいですね。で、今何処にむかってるんですか?」
「うん?寮だよ!白夜君の荷物も自室に届いてるだろうから、始業式まで、ゆっくり部屋でくつろいでるといいよ!」
と言い、寮らしき建物の前に着いたそして、俺は何度目かの、絶句をするのだった…
(なんだ、この大きさは…)
俺が唖然として立っているのに気づかず先輩がどんどん寮内に入って行くので、慌てて着いていくのであった…