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黎明の欠片  作者: haruki.i
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第一話 何でも屋Aube(オーブ)_1

この世界には五つの国がある。

魔力(イナント)は、魔術を操る国。

語力(ノータン)は、言葉を操る国。

武力(サイチ)は、武術を操る国。

療力(ウエキナ)は、病気を操る国。

科力(ヴァーフ)は、自然を操る国。


かつて一つだったものは長い年月をかけて地盤が歪み、各国が離島のように孤立してしまった。悩んだ政府は五つとなった国の中央に中継地点となるようにいくつもの名前を分けた街が作った。この物語はその町の一つである、リヤンを舞台に進んでいきたいと思う。

 



「ふーん…へぇ…もうあれから10年にもなるんだな」

「独り言五月蝿いですよ、所長」

「ほらほら、月も見てみろって。あの世界を震わした"血の炎"からもう10年も経つんだとさ」

「あの魔力の国の外れの集落で起きた事件ですよね」

「……時間って言うのは、残酷だな」

「犯人の手がかりは一切掴めてないのは変わらず、ですか」


とても質素で必要な物以外、特に何か置いてある訳でもない机の奥で、声を発したのは二十歳前後と推測できる青年だった。

第二ボタンまで外した白いシャツに学生が履くような黒のスラックス。質素と取れる服装に身を包む青年は窓の方をちらりと見ながら深いため息を吐いた。藍色の髪から覗く群青の瞳が僅かに揺れる。所長、と呼ばれた青年の名はクリスタル・アンタッチャブル。(リヤン)では唯一の何でも屋、Aube(オーブ)。曲者揃いと影で噂されるここを纏め仕切っているのが所長、すなわち彼だ。

差し出したのは、届いたばかりの新聞だ。大きな見出しで書かれているのは、“血の炎事件”から十年。

“血の炎事件”とは、かつて魔力の国のある村で起きた虐殺事件である。そこで居住していた村人が全員、原型がわからないほどに襲われたのだ。一説によると、その村には次世代の王と呼ばれるくらいの強大な魔力の持ち主がいて、その力を奪うため、または王にさせないために起きたのではないかといわれているが、真相は闇の中に眠ったままなのだ。


「あとで読みますから、仕事してください」


少女に新聞を取り上げられた彼は、仕方ないとばかりに机に積まれたばかり紙の束に手を伸ばした。

前髪を掻き上げながら、書かれた情報を頭の中に一読みで叩き込んでいく。他人よりは得意で自慢な能力だが、それはかなり精神が食われていく。再び前髪が落ちてこれば、やる気が失せてしまった。

一枚、また一枚と目を通していくが、処理していないのと比べてしまい更にやる気が飛ぶ。


───悪い癖だな、ほんと。

声に出さないまま、作業を再開しようとすれば、視界に淡い水色のシャツが目に入る。見上げれば先程、話を振った少女が目の前に立っていた。

一体何なのだろうか。

不思議に思いながら見ていると、無言で髪止めが差し出された。細めで近頃よく見かけるメタリックなピンク。そう言えば、彼女が時々使用しているのを見たような気がする。


「………良かったら使ってください。………さっきからその髪、鬱陶しそうなので」

「悪いな、月。有りがたく使わさせてもらうわ」

「………そんなに邪魔なら、いっそ切ってしまわれたらどうかと。それともバリカンて刈って差し上げましょうか?」

「例え美人なお前であろうとも慎んで遠慮を申し上げます。マジ止めてください」

「………………ちっ」

「おい、こら。今舌打ちしたよな…仮にも俺はお前の上司だし、歳も四つ上でだな───」

「あと、これ先程郵便受けに入っていたので目を通しておいてください。では、僕はこれで」


一方的に会話を切られてしまい、青年は渋そうな顔をした。

少女は何事も無かったかのように彼に規定サイズの茶封筒を渡せばスタスタと立ち去っていく。

閉じられた扉の先を見ながら、青年はまた深くため息を吐いた。

邪魔にならないように前髪を止めれば手渡された封筒をまじまじと見つめる。

いつもは適当に机の上の重ねられた書類の山に乗せられるのだが、わざわざと手渡したということはきっと何か重要なのだろう。


ここの仕事は、鍵の落とし物から街のゴミ拾い、暗殺までをも受け持つ。

普段は土地や身辺の調査など書類面が多いがときにはマフィアよりも質の悪く汚い仕事を引き受けるときもある。

クリスタルは齢十九にしてこの事務所を設立した、異端児。正確には、祖父の代からのこの事務所を五年前、両親の謎の死をきっかけに引き継いだのだ。


腕を伸ばし軽く背伸びをすれば、再びその封筒を手にする。

差出人は記入無し。宛先は「クリスタル・アンタッチャブル殿」と記されていた。切手が貼っていない、ということは誰かが入れたのか。よくこれだけの無駄足を使うものだと彼は内心思ったが口にはしなかった。

職業柄、どこで聞かれるかわからないからである。

カッターナイフを机の引き出しから出せば丁寧に封を切った。

取り出さずに中を覗くと、入っていたのは、二枚の紙切れと硬質なカードが一枚。嫌な予感がする。クリスタルはそれを一度置けば書類の山を机の引き出しに押し込んだ。こういうときに空けとくと便利だなと考えながら詰めていく。

それが終われば室内を見渡した。本棚に敷き詰められたファイルは硬質なカバーを付けてあるが、万が一ということもある。

折り畳まれていた扉を広げ次々と閉めていく。幾つもの繰り返しを行えば、所員の机を見回したが、重要なものは特に無いだろう、そう思って封筒に目をやった。

いや、あるにはあったのだが、自分より歳上の男が集めている学生向けのキャラがモチーフのフィギュアなど、命に関わることを考えればあと回しだ。また買ってやればいい。

───というか、文句があるならケースにでも入れとけ。


片付けた部屋で、自分の席に戻れば怪しげな封筒の中をぶちまけた。

薄い紙切れをまずは手に取る。


『拝啓、クリスタル・アンタッチャブル殿


所長のクリスタル殿がこれを一番先に読んでいただければ幸いです

貴殿には解決してもらいたい仕事がありこのような手紙を出させていただきました。

決して難しいことではありません。

ただ最近街の中で目につく狗犬(イヌ)を駆除してもらいたいのです。

何、全部とはいかなくとも北の国へと続く道で吠えたてるものをおとなしくさせてほしいのです。

たった一晩で名を轟かせていた掟破りのマフィアを壊滅に追いやった貴殿なら楽でしょう。


報酬は二百万。了承をいただけたのならすぐに実行をお願いします。

報酬金は確認次第振り込んでおきますので。』


一枚目に書かれていたのはたったこれだけだった。


「狗犬……北の国への道……駆除…」


警察(ポリス)ではないだろう。奴らが検問をしているのは南にある"武力の国"と西の"療力の国"の間、南西にある"科力の国"の筈だ。

東にある"魔力の国"はそう簡単に潜れる者などいない。

残るのは……


「………語力の国、しかないか……」


混じり合うようで混じり合わない、五つの国に囲まれるこの場所。唯一の入り乱れる中心地。茶封筒に見えるこの製造マークは武力の国のものだ。

考えたのは、たった数分の間だけだった。

わずかに笑みをこぼし、残ったカードを見た。真っ白なカードだ。キャッシュ番号もあるということは銀行のカードだろうか。

それを手に取れば真っ二つにへし折った。パキン──――意外と簡単に割れた。近くにあるゴミ箱へと捨てれば、見晴らしのいい窓を開け枠に手を、足を掛ける。革製の靴でも出来るだろう、きっと。

足音が聞こえた。


「悪いな、俺はあの馬鹿共よりは劣るが一応パルクールくらいは出来るのさ」


クリスタルはそう小さく言えば、逆上がりをするように窓から外を出ていった。

窓の上に位置する小さな軒の出に足をかければそこに飛び乗る。










瞬間、今さっきまでいたその窓は内側から粉々に砕け散った。あまり認識は出来ないが恐らくオートの十六連銃であろう、全く念入りだな。


「探せ!!子狗犬共はいいが、親狗犬だけは生きて捕らえろ!!」


ドスの聞いたその声にクリスタルは確信に至った。

北への道を守る狗犬とは、即ちこの事務所、オーブのこと。ここが街外れに位置する理由は手の足りない警察と昔から共同戦線を張るために、その一つとして北への門番をしているからだ。

きっとオーブを捕らえてしまえば知恵の足りない警察などすぐに退かせてしまうと考えたのだろう。

いや、オーブというよりは、クリスタル・アンタッチャブルを、だ。

親狗犬とは所長を務める自分のことだろう。そんな簡単な指示、どこの小規模の組織なのだろうか。

クリスタルはあまりにも単純すぎてつい堪えながら笑った。

単純も単純、あんな手紙を出す前にさっさと片付けてしまえばいいものを。俺があんな手紙で油断などするものか。

彼はある程度使えるその業を使い、屋上へと目指した。

鍵なら閉めてある、まだ間に合う筈だ。


彼は、スラックスの後ろポケットに捩じ込んであった携帯電話に似たような物を取り出せば、地上へと投げやった。

銀色の物体は、三階からアスファルトへと叩き付けられ、呆気なく簡単に壊れその破片は無惨に散りばめられた。携帯電話に似た、といっても大きさはそれよりもかなり小さく二周りくらいの差があるように見える。

もっと言えば、ネクタイピン二つ分の大きさに近いといっても過言ではないだろう。

それくらい小さいものを彼は地へと投げたのだ。

さて、と。彼は内心呟けば軒を走っていく。なるべく巣へと入り込んだつまらない害虫にばれないように。

自分に勤めている者達と比べて彼は少々運動神経や武力は劣っている。とはいえ人以上に出来ないわけではない。ただ、一緒にいる相手が相手で悪く見られがちなのだ。それを補う為にパルクールを彼は会得した。

パルクールとは別名フリーランニングともいう。本来の目的ではない使用方法だが、今はそれどころではない。本来なら運動靴や底の柔らかい靴の着用がいいのだが……彼、クリスタルが愛用するのはローファー。今更だ、と体を動かした。

頭脳戦を随一に得意とし肉弾戦には不向きでありながら。自信がある、だから危険性のある靴でも行動に移した。

600mm幅しかない軒を走る、走る。しかし相手にばれてしまったら元も子も無いので音には慎重だ、走りながら隣に立つ同じ見た目の構造物は彼の自宅だ。彼の、というか、身寄りがない所員と暮らす巣みたいなものだ。少なくとも彼らはそう思ってるし思われてる。

何よりも良かったのはビル構造タイプのこれに屋根勾配が0に近いくらいということだ。パルクールを修得しているとはいえ、所詮は引きこもりには変わらない。もし屋根勾配が住宅の基本的な10対4だったら、この非戦闘要員という名の男も諦めたかもしれない。


その隣の窓縁を利用しながら1つ上の軒に飛び移り、また飛ぶ。音は出さない。気配も消しているつもりだ。窓から姿を見られないようにもしている。

中では何が行われているのかわからない。だが、自分を探し回る音はしても意図的に破壊を思わせる音は感じなかった。


思考を巡らせて、パターンからの対処を考える。所長はドジは踏まない。それはこのオーブが創立から変わらないことだった。

それはこのオーブの創立者から変わらない不動の歴史。


長い長い歴史の中で、"血の炎事件"から早十年。世界は急速に姿を変えた。関わりを持とうとしなかった五つの世界の中心にあった何もない島が、今では五つの国が入り乱れあう都にへと姿が変わった。武力、語力、魔力、療力、そして……科力。五つの世界と五つの特化したら能力。


北に位置する、巧みに言葉を紡ぎ、声で人を操る"語力"。その世界の名は語力の国、"ノータン"。

西に位置する、病原菌を体内に宿し、生も死も操る"療力"。その世界の名は療力の国、"ウエキナ"。

南に位置する、武術に優れ、武器を操る"武力"。その世界の名は武力の国、"サイチ"。

東に位置する、言語では理解できない、潜在的な"魔力"。その世界の名は魔力の国、"イナント"。

南西に位置する、天候以外の自然と静物を操る"科力"。その世界の名は科力の国、"ヴァーフ"。


創立者を筆頭に、代々その所長はノータン…つまり語力の国出身だという。クリスタルは昔、まだ幼く両親と生活をしていた中で、何故ノータン出身が所長なのかと聞いたことがある。幼いながらにだ。

それは生まれ持った能力に人を魅せる何かがある。

そう教えられた。その四年後、謎の死が両親を襲い。両親の代から所員だった武力と科力と療力の出身の者が親代わりとばかりに育てられ、孤児として拾われてきた魔力の血を引く者達と生活を共にしてきた。

幼い頃にはわからなかった、両親の言葉。経験の浅い彼には未だにわからない。けれど、分かりそうな気がする。


クリスタルは昔の記憶に触れながら上へと目指した。所員が出払っているのは幸か不幸か。

最後の砦、軒に手をかけ軽く飛び腕の力で何とか登る。仕事場から抜け出して来たのは屋上だった。

屋上には鍵がかけてある。外から開けることはできないし、中からは鍵が必要になる。その鍵は自分しか持っていない。ようやく、クリスタルは一息吐いた。緊張か恐怖か。手足が若干震えている。その拳を握り締めて無理矢理抑え込んだ。


「……あとは、途絶えた俺の発信器にあいつらがいつ気付いてくれるか…だな」


武器何一つない、丸腰の青年は。

屋上から室内へと続く扉を覆うように作られた壁に背を凭らせた。安心しても警戒は解かない。

この身がいつ敵側にバレるか。時間との戦いだと頭に思いながら白いシャツを摘まんで風を得ようとした、そのとき。


「みーつけたー」


ドスの聞いた声が、耳に直接吹き込まれた。

その声に慌てて身を捩ろうとしたが時すでに遅く。腕を捕らえられアスファルトにへと押さえ付けられる。

横目で周りを見渡せば、四人くらいの黒服に取り囲まれていた。

真ん中の男だけは帽子を被っている。あと丸い。肉団子のようだ。

ガチャン、と音がして手首がひんやりと冷たい物に巻かれた。手錠でもかけられたのだろうか。腕は押さえられなくなったが、体は押さえられたままには代わりがないのだが。

帽子の男はドシドシと効果音が付きそうな歩き方でクリスタルに近付けばその顔を強制的に持ち上げさせた。拳銃の無機質な冷たさが顎から伝わる。


「ふん、聞いてはいたがこんなにも若いとはなぁ」

「………あんたが手紙の差出人?」

「ああ、そうだ。まさか、同封しておいたカードをあんなにあっさりと折られるとは計算外だったぞ」

「はっ、あんなバレバレの盗聴機気付かない奴なんていないだろ」

「その高い知識も噂通りだ」

「で、俺を親狗犬呼ばわりしてたみてーだけどこれから何をする気だ?」

「そうだなぁ…バラしちまう計画だったが…なかなか予想以上の上物みたいだからな、調教して飼うかその手の奴に売るか迷い始めたところだ」


悪どく馬鹿みたいな不細工面に皺を深く刻ませ男はニヤついた。

それを見ながら、クリスタルは思わず吹き出すのを堪えて口を開く。


「お褒めにいただきどーも。まぁ要するに、うち(オーブ)の頭脳を消しちまえば他の奴らは身動き取れなくなって御宅らが好き勝手やれるーて計算なんだろ」

「ああ、そうだ」

「まぁ確かに目の付け所はいいと思うぜ。だけど、警察(ポリス)にしか使えねーんじゃね?うちの所員、俺がいなくなったら、」

「うるさい口だな」


話すのを遮るとばかりに拳銃を口にへと突き入れた。げほっと喉を突かれて空気を吐いてしまう。

まだ安全ピンが解除されていないらしい。どうやら、ここで殺す気は無いようだ。

得意の言語を封じられてはどうしたものか、とクリスタルは顔に出さないように考えた。ただ塞がれた理由はうるさかっただけらしく、ノータン出身とは関係がないようだ。

グリグリと喉奥を突かれては苦しくて仕方がない。けれど、こんな目には幾度も遇ってきたのだ、耐えられない訳ではない。


「お前達はどう思う?こいつを奴隷として調教することは」

「……」

「……」

「……」

「我々は、ボスのしたいことなら何でも賛成いたします。しかし、この年齢くらいになってしまいますと犯されても傷付くことはないと思います」

「ふむ、なるほどなぁ」


───やれやれ。部下達の方が頭いいんじゃねえのか?こんなダメ上司だと下の尻拭いも大変だな……いや、俺もダメ上司か。


彼らの会話を聞きながら、頭の悪さにクリスタルはついため息を吐いた。といっても口を塞がれたままなので音としては出なかったのだが。

ようやく拳銃を引き抜かれれば、げほげほと息を吐き出す。その姿を見れば満足そうに微笑んだ男の顔が気持ち悪い。吐き気がする。隙をついて上に乗っている男の拘束を無理矢理弾いたが、どうやら周りの男達は安全ピンを解除済だったらしく、一人が撃った弾が脇腹を貫いた。

それによりバランスを崩してしまい、呆気なくまた捕らえられる。

だから俺は非戦闘要員なのに、とクリスタルは悪態を吐いた。


「……仕方ない、状況を理解できない可愛い可愛い可哀想な親狗犬には」


唾液で濡れた拳銃を頬に擦られたあと、帽子の男は別の拳銃を受け取る。


「お仕置きをしてやろう」


パン、と軽い発砲音が鳴った。

人物紹介


ウィング・カタストロフィ(Wing・Catastrophe)

年齢:不明

性別:女

出身:魔力

“血の炎”事件の被害者。身元不明の遺体に残されたわずかなDNAが一致したため、死亡とされている。


ウィンド・カタストロフィ(Wind・Catastrophe)

年齢:不明

性別:男

出身:魔力

“血の炎”事件の被害者。身元不明の遺体が身につけていたものと一致したため、死亡とされている。


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