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第3話
アクセルは周囲を見渡し、気づいた。
――ここから先、空気が違う。何か、見えない壁がある。
魔物は、その外縁に触れ、本能的に退いたのだ。
「……セーフティーゾーン?」
疑問を抱きながらも、彼らは一息入れた。
そして、決断する。
「中心地へ進むぞ。ここに何かある」
数十メートル先、視界が開けた。
そこには――奇妙な乗り物に乗った一人の男の姿があった。
「……人間?」
アクセルたちは言葉を失った。
魔の森の中心地に、理解不能な乗り物に乗った人間がいる。
それこそが、今回の調査内容だと判断し、アクセルは出来るだけ丁寧に声を掛けた。
「……こんにちは。我々はグレタ王国の探索者です」




