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第一章 異世界の神への補償提訴 第1話

初めて投稿します。

色々至らない作品ですが、温かい目で見ていただけたらと思います。

本作品は、群像劇に近い感じです。

第一話 神々は突然に


目を覚ましたとき、大和尊は、総ヒノキの香りが漂う板間に寝ていた。

――あれ、俺、昨日まで自宅でテレビ見ながら晩酌してたよな?

頭の中に「?」が乱舞する中、声が降ってきた。

「気が付きましたね、大和尊さん」

 視線を向けると、そこには白衣をまとった女性が立っていた。

凛とした 雰囲気、冷徹な眼差し。だが、どこか秘書っぽい。

「えっと……あなたは?」

菊理媛ククリと申します。交渉神です。端的に言いますと――あなた、 異世界の神のせいで死にました」

「……は?」  

尊の脳内で、何かがバチンと切れた音がした。

「いやいや、ちょっと待って。死んだって、俺、昨日まで普通に生きてたん だけど?」

「はい。ですが、デミウルゴス神が、あなたの魂を“カンフル剤”として異世界 に持ち去ろうとした結果、死亡しました」

「カンフル剤って……俺、栄養ドリンクかよ!」

 尊のツッコミを完全にスルーして、菊理媛は淡々と続ける。

「本来なら、あなたの魂は消滅するところでしたが、私が間に入りました。 ですので、補償交渉が可能です」

「補償交渉……?」

「はい。あなたは被害者です。最大限の補償を勝ち取りましょう」

尊は一瞬、胸をなでおろした。だが、次の瞬間、菊理媛の口元に浮かんだ 笑みを見て、背筋が寒くなる。

――この人、仕事できるタイプだ。しかも、相手を潰すタイプの。

「では、要求をどうぞ。遠慮はいりません」

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