26/28
1986年
美香子が興奮気味に言った。「この年って五黄の寅年だから、かなりエネルギーが強くて時空も歪むらしいの。」その言葉に、あゆみたちは驚きと期待の入り混じった表情を見せた。
「それなら、私たちがここにいるのも何かの運命かもしれないね」とあゆみが微笑みながら言った。
テツヤが周囲を見回しながら、「でも、どうやって元の時代に戻るんだ?」と問いかけると、美香子は少し考え込んでから答えた。「もしかしたら、もう一度同じエネルギーポイントを通過すれば戻れるかもしれない。でも、そのためにはこのジムニーのエンジンをもう一度フルに回さないといけないわ。」
「それなら、やってみる価値はあるね!」とテツヤが意気込んで言うと、あゆみたちは頷き、再びジムニーに乗り込んだ。
エンジンが再び唸りを上げ、光の中へと突き進むジムニー。彼らは無事に元の時代に戻ることができるのか、それとも新たな冒険が待ち受けているのか、誰もが胸を高鳴らせながらその瞬間を迎えた。




