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峠道
あゆみとテツヤと美香子は、ジムニーJ2に興味津々で乗り込んだ。内装は古びているものの、どこか懐かしい感じがする。エンジンをかけると、かすかに震えるような音が車内に響いた。
「あゆみ、もう一度タイムトラベルの話をしてくれない?」テツヤが尋ねた。
「そうね、さっきのビデオテープに映っていたケンジさんが1986年の出来事を話しているのに、ジムニーJ2というモデルが登場していたの。それっておかしいと思わない?」あゆみは再び疑念を口にした。
「確かに不思議だね。でも、それだけじゃタイムトラベルだって断言はできないんじゃないか?」テツヤが少し疑問を挟んだ。
美香子が続けて言った。「でも、このジムニーJ2が翼宮町の欅舘にある倉庫に置かれているってことも、何か関係があるんじゃないかと思うの。ケンジさんが何か秘密を隠しているのかも。」
「よし、もう一度欅舘に行ってみよう。もしかしたら、何か手がかりが見つかるかもしれない。」テツヤが決意を固めた声で言った。
三人はジムニーJ2を降り、再び欅舘へ向かうことにした。そこには、彼らの予想を超える秘密が眠っているかもしれなかった。




