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魚心水百味 青葉 竜著

1タチバウオ

聞くところによれば、異界にはタチウオと言う魚がいるらしいが、我々の世界では、実際に刃物のように切れ味良いものが生息している。タチバウオはその中でも良く食され、倒される種の一つである。異界から来たものが氷冷の力を利用して、武器に利用したこともある。小骨を処理すれば美味しく食べられる。


2オオタチバウオ

ノダチバウオの亜種で、ノダチバウオより少し大型になり、綺麗な青と黄の筋が一本あるのが特徴。その筋は泳ぐ度に綺麗に煌めき、飾り細工のようである。自身の身体でも敵対する対象を斬りつけれるが、ノダチバウオと同じく、渦を作り出してそれを攻撃に利用することもある。刺し身にすると美味。


3ノダチバウオ

ノダチバウオはタチバウオが大型化したように見えるが若干違う種である。

ノダチバウオは激しく動き泳ぎ回ることで、外敵や獲物を切り刻む。また、ノダチバウオが泳ぎ回ることで渦を作り出し、その渦に飲まれると全身刻まれてしまう。

焼き物、煮物と美味しい。


4ウチバウオ

タチバウオより小型で泳ぎも素早いウチバウオ。

本種の厄介なところは、規模の大きな群れを作ること。運悪くその群れの中に入ってしまった場合は死を覚悟しよう。

逆に群れでいるので専門の網で専門の漁師が引き上げれば大量に大漁に取れる。生息域では色んな料理になり食卓に並び愛されている。

時たま二刀流の武器として利用する変わり者が見られる。


5コダチバウオ

タチバウオとウチバウオの中間の魚体で、比較的大人しい魚。攻撃的な別種の群れに紛れ込んでいる。元の群れの食べこぼしをおこぼれにもらい、守りもその群れが行うので、コダチバウオ自身はあまり動かない。そのため身は柔らかく、脂が乗っている。炙って食べると美味しい。

ある海域のコダチバウオは、海流の影響で身が引き締まり、それもまた美味。


6ソードベルト

ローナシア大陸の西の地域で見られるタチバウオの近縁。タチバウオより厚みがありソテーなどで人気。その体の切れ味はタチバウオに負けず鋭い。

ソードベルトやタチバウオを元にしたのか分からないが、薄く鋭い切れ味で、ベルトのようにして腰に巻き携帯する刀剣が存在する。


7カットラスベルト

攻撃の際に体を反らせて力をためて、体を跳ね上げて切りつけてくるのがカットラスベルトである。集団で同じ動きし、斬撃や水刃を放つこともある。

そうやって切り刻まれたものを集団で捕食するので海中で出会った場合は危険である。

ローナシア西側沿岸地域では、欲水揚げされ、フライは美味。


8サーベルベルト

身でなく幅広の刀身が泳ぐサーベルベルト。切れ味は他の種に劣らず。ただそれに加えて重みのある一撃を与えるので危険である。

根魚であり縄張り意識が強く、繁殖期以外は単独で泳いでいる。ぶつ切りにしてトマト系で煮るのが現地で一番美味しいとされてる。


9ドクガシラ

頭に毒素を溜め込むからドクガシラ。異界から来た者はブダイのなるものに似ているというがどんな魚なのだろうか。

大型の魚体による体当たりや噛みつき、毒腺から毒を分泌して攻撃に転用する。体色が黒っぽい紫色、頭以外は美味しいとい言われるが頭も煮込み料理にして出す地域がある。毒抜きの方法は門外不出。


10ライカクズ

ドクガシラの近縁で一角の角があり、雷電の魔力が蓄積している。体色は青緑と黄色で南海で見つかる。縄張り意識が強く、同じ大きさの同種や他魚種、より大きなものに対しても攻撃的である。

一角は電撃を放つことができ、雷電は角だけでなく、顔にも蓄電されている。

頭の煮つけはライカクショウガと煮ると雷電の属性効果も増して美味。


11ドクアオガシラ

青い顔のドクガシラ。頭以外は食べれるが、頭は猛毒であり間違っても食べないこと。

南洋ではドクガシラの仲間の頭を使い、海洋の大型魔獣除けや狩りに利用される。

ただドクガシラの頭の毒が効かず好んで食べる魔獣もおり、素人は真似しない方が良い。

武器として加工される場合は籠手や戦鎚として利用される。


12テツアタマ

鉄の兜のような外殻を形成し頭や身を守るように進化した魚。

その外殻を外して顕になる頭の身は美味である。

外殻だけでなく、皮、鱗も丈夫で、鱗に至っては金属分を含み堅い。加工して鱗鎧として利用されたり、鱗を武器の材料にすることもある。

因みに鱗の金属は麟塊鉄と呼ばれる流水属性を含んだものである。


13テツメンピ

テツアタマより大型であり、頭の外殻も立派である。それこそ面や兜にできるほど。

鱗なども同じく丈夫でありテツと名前にあるがより強固な金属質である。鱗海鋼と呼ばれ流水属性の含んだ高品質の金属材である。

テツメンピの姿煮である黒煮という郷土料理があり、筆めでたい時に振舞われる。


14コンゴウカシラ

黒く硬質な外殻の頭を持ち、その外殻は表面を磨き上げると透き通るダイヤモンド質に近い結晶であることがわかる。

素材としては利用価値は高いが宝石としては価値が低い。ただし、鱗はそのまま衣服などに使え、耐火性、耐久性もあるので、良く洗浄する手間はあるが高値で取引される。

また、この鱗は魔力の使用効率や魔力によって防御力が上がるとされる。


15アーマグルーバ

鱗ではなく鎧のような外皮甲で覆われた魚。外皮甲は時に魔術すら受け付けないため加工しヒトの鎧としても利用される。ただし加工は容易ではない。

アーマグルーバは捕食時以外は大人しくその巨躯で威圧する姿は強者の風格である。アーマグルーバは、どの種類もその肉は美味であり美食家も高値で買い取るので食か素材かで取り合いになる。



16タイタンアーマグルーバ

アーマグルーパの二、三倍の体躯の大型魚種。小型船や中型船ぐらいになり、人も丸呑みにできる大きさになる。

と言っても実際に人を丸呑みにするのは不可能であり、強力な顎で食いちぎられて、飲み込まれることになるだろう。

外皮甲はより硬質に密度もあり、老齢のものは特殊な石が形成され、その石は純度の高い魔石となる。


17ラーヴァアーマグルーバ

溶岩の中で生きるアーマグルーバ。これらの溶岩魚は、海底火山や熱水噴出孔などの高温下で火炎属性を得て、海底火山の火口や熱水噴出孔を入り口として、溶岩の中に進出、生活できる種が生まれたのではないかと考えられている。本種の外皮は火炎属性に対して強力だが、流水、氷冷を受けると脆い。

身の調理は一度冷凍にしないといけないので、昔は見向きもされなかった。溶岩焼きは食すべきだろう。



18アダマンアーマグルーバ

溶岩で生きるアーマグルーバの一種。本種は熱された状態の生体に流水や氷冷で、急速に冷却させると外皮の表面が崩れる。顕になった表面はとても美しく輝きを放つ。強度も最高クラスで防具の材料として高値で取引される。

死んだもので同様のことをしても効果はなく、表面を砕いても鈍く色合いも悪く性能も落ちる。

因みに身は油が多いが湯通し、水通しするといい。それらをしない場合は焼き物が良い。肉厚な方が筆者は好みだ


19ダイアモンアーマグルーバ

海洋を泳ぐ本種は表面に藻が育ち別の生物のような見た目になる。深海などの甲殻類を好んで食べ、その甲殻類の外骨格の影響で外皮甲が強固になる。

藻を落として露わになるのは、宝石のような輝きを放つ外皮甲である。ただ、この外皮甲は魔術などを反射し、光を蓄えて照射するなど特異な性質がある。武器や防具の素材として狙う冒険者も多い。

私としては、外皮甲に付く藻の幾つかは食材になること、それが本種と相性が良く、藻鍋は絶品であった事の方が印象深い。



20グリードグルーパー

何でも飲み込む大型魚。体躯を活かした体当たりは危険である。時に漁船が襲われることもあるとされ、目撃された際は冒険者や専門漁師が雇われる。

一匹取れれば宴会を三日三晩できると言われる。味も美味で、どんな料理にしても最高である。


21ダイダルスグルーパー

大波と共に現れる巨大魚、波で船をさらい船を飲み込む。ダンジョンや大海で目撃され、危険個体は討伐対象となる。

超大型の同種の体内には街が形成されていることもあり、そういった個体は、大人しいらしい。

また彼らの体内で形成される石は真珠と同じ様に形成される。これらはグルーパールと呼ばれ体内街の特産品として太陽や照明として、魔石としても利用価値は高い。


22オニグチオオグエ

鬼口と言う名の通り、大きな口で丸呑みにする巨大魚。尾びれを振るうだけで大波を起こせると言われる。巨体ゆえに動きはゆっくりであるがその巨体のため船を転覆させることはできる。

獲物を飲み込むときが一番素早く危険である。

桜花群島を中心に、ローナシア大陸東岸、エイナシア大陸西岸で目撃される。

煮付けが好みである。


23クログチオオグエ

口の中が黒いからというわかりやすい名前だがその黒い口から火炎球を吐き出すからたまったものではない。

桜花群島の南、ローナシア南東から南の海域、北の地域でも火山島など周辺に生息している。

海底の大型甲殻類を喰らい彼らの火炎属性魔力を蓄える。身はブリブリとして歯ごたえ良く、脂がうまい。煮るより焼く方が良い。


24ヤリダツ

鋭く研ぎ澄まされた槍のような姿で勢いよく飛び込んでくる魚。集団で回遊し攻撃性は低い。ただパニック状態等になると海中から飛び出してきて、船の上や海辺で襲われることがある。

飛び込んできたものに刺されず捕獲できればおかずが増える。

骨が多い部分があるが揚げ物等は美味しい。


25オオヤリダツ

ヤリダツより大きく同じく群れで回遊する。こちらは攻撃性が強く集団で海中から飛び出して襲いかかってくる。最悪鎧すら貫通する突撃なので、襲われたら逃げるのも大事な選択。

捌き方次第で美味しい刺身になり、吸い物も絶品。





26ダーツダツ

ヤリダツより小さいがより多くの群れで泳ぐ、一匹が飛び出すとそれに続いて一斉に飛び出してくるので盾や丈夫なバケツや鍋で受け止めよう。

捕獲したダーツダツを飛び道具として利用する者もいる。

小さいのでそのまま素揚げや漬け揚げしたものが美味しい。


27ツラヌキダツ

より鋭利で鋭く、姿も素早く泳ぐことと貫通性を上げるために選択したのではと思わせるような魚体のツラヌキダツ。名前の通りイカなどを貫いて仕留め捕食する。

小骨は少ないが背骨はとても硬く、刃が当たると欠けることがあるので注意が必要。関節部分に上手く入れて切断しよう。



28アオミスジオオヤリダツ

青い筋が3つあるからアオミスジ、大きさはオオヤリダツより大きく、ほんとに槍として振り回せる。ツラヌキダツのように背骨は硬質。骨のつなぎ目を狙ってぶつ切りにして揚げ物や鍋に利用される。

骨を武器として利用するものがおり、流水属性の効果を向上する。

そして冷凍したものを武器にしたがる者もいる。

異界から来たものは魚を氷漬けにすれば武器になると思っているのだろうか。


29コノハマイ

葉っぱに似た魚で枯れ木などに群れて葉として擬態する。実際光合成もできる。

コノハマイは香草のような良い香りを持ち、薄く小さいので、素揚げや炙るように焼いて、香りとともに味わうと良い。

集団のコノハマイはある種の魔術が使えるので気を付けよう。


30カラモミジ

葉っぱに似た形の魚であり、本種はモミジ葉に擬態している。

中空、水中を泳げるが水中は苦手な様子。秋になると婚姻色として赤く色付き紅葉する。

この時期のカラモミジは子持ちで素揚げや焼き物は美味しい。集団でいる時は迅風の魔術を使うことがあり気を付けよう。


31ナガレイチョウ

イチョウの葉のような魚で、卵は銀杏に産みつける。ツガイで泳ぎ、それが集まった群れが泳ぐ姿は壮観である。一度焼いたものを吸い物に浮かべて振る舞い料理として利用される。


32ヤツデミナモ

コノハマイの種類の中では大型であるヤツデミナモ。ヤツデの葉に似ており、泳ぐ姿は優美である。

縄張りと決めた木に集まる習性があるが木から離れて行動する際は群れることはほぼない。

単体で時に強力な迅風の魔術を使うことがあるので捕獲の際は気を付けて。

一夜干し等の焼き物も良いが煮ものもうまい。


33マイオオバ

空中を泳ぐ大葉で、大葉畑に擬態して生活する。大葉農家としては追い払う理由はなく害虫駆除に利用できる。

また、香りも大葉なので大葉の代わりに消費されることもある(代わりと言ってもこちらのほうが高価なときもある)卵は綺麗な緑色でこちらのほうが高級品。

いい大葉畑により多くのマイオオバが集まり、マイオオバ料理を堪能できる


34ウシグイオニクチハゼ

ダンジョンとイドアハン大陸、イドアル地方に生息する大型ハゼ。

イドアハン、イドアルで、神聖視されるウシを一飲みにする事から、邪悪なものとされ、貪欲な食欲から危険な魚とされている。捕獲、仕留めることが出来れば、なかなかの金になる。

揚げ物、焼物、煮物なんでもありで、オニクチハゼの背びれの角(針)は毒の有無とはず道具や武器等の材料として価値がある。


35オニクチハゼ

大型のハゼで水にまつわるダンジョンやダンジョンの水域などで見かけることの多い種。地上で生息域としては桜花群島、ローナシア大陸の東側地域寄りに分布する。

本種のオニクチハゼは最大で大型犬並に育つ。仕留めて捌いてしまえば、大体の料理で美味しくいただける。背びれの角針は鏃として利用することが出来、また杖などの魔術の道具にもなる。


36オニクチモミジハゼ

赤い紅葉色のオニクチハゼ。桜花群島の南東側の島々で見られる。時折浜辺や汽水域、干潟に現れるので注意が必要。昔は子供が食べられた事例もあったとか……。

漬け揚げや天ぷらが美味。より南洋に行くと汁物がまた旨かった。

角針は毒があり海洋種族の武器に利用され、魔法道具にも加工される。


37ドロオニクチハゼ

海底に潜み獲物が通りかかるのを待つオニクチハゼの一種。本種は人を飲み込めるほど大型にはならず大人しい。

ただし、産卵期と養育期は攻撃的になり、角針は武器に襲ってくることがある。角針は魔法薬の材料になりそれなりの利益になる。漁師の懐の味方だ。

卵も含め汁物にすると絶品である。





38アバレオニクチハゼ

攻撃性の高い大型のオニクチハゼ。背びれの角針は強毒性。普段は海洋にいて運の悪い船が沈められることがあるぐらいだが、産卵期に沿岸まで近づき被害が出ることもある。その危険性から冒険者に依頼して退治される。お頭の骨は硬いので鎧兜に利用したものもいたとか。

本種を海洋種族は騎乗用の生物として調教し、利用してきたという。


39オンネンアンコウ

深海に潜み、淡い光を放つ提灯を持つ恐ろしい顔のアンコウ。実のところは名前だけが恐ろしく。実際は大人しく海洋種族の猟期に捕獲されることが多い魚の一種。焼くより煮るほうが美味しいため、陸の種族との取引に使われることが多い。

因みに海底でも煮たり焼いたりできるらしい。

発光材はイカなどを捕獲するために使われたり、魔法薬等の材料になる


40アカリカザリアンコウ

身体にある筋に沿って発光器官があり、提灯含め祝い事の飾りのようなのでそう名をつけられた。発光器官は魔法薬などの材料になる。

食味は悪くないが好き嫌いが分かれる。提灯は結晶化した発光器官があり杖などの魔石に使われることもある。

その石の最大の物は海底都市の一つに安置され、街を照らす光源になっている。



41カエンオニアンコウ


浅瀬、また深海の火山地帯に生息するアンコウ。名前の通り火炎属性を扱える特異な魚で、口から時折火を吹くのを見られる。

提灯自体は光を灯すとももに光や熱を吸収する器官となっていて、浅瀬の場合は空気中に、海底火山では熱の噴出口等に提灯を向けている。

魚相や名前と違い本種は大人しい部類である



42サラハアングラー

砂を泳ぐというより歩くアンコウ。ローナシア大陸からアリフィカ大陸にかけて拡がるサラハ砂漠に分布していて、砂の中や岩陰から提灯を動かして肉食性の動物を釣り捕食する。

防衛行動として砂を勢いよく吹き出したり、大地属性の魔術を扱うことがある。

サラハ砂漠では炒め物で良く見られ、スープなども美味しい。



43ラーヴァアングラー

溶岩の中や火山洞窟の天井など潜めるところから釣りをする陸棲アンコウ。大型に成長したものは危険で、魔術や溶岩を吐き出して攻撃してくる。

提灯は結晶化し魔法石として良質なものである。その魔法石の魔力に釣られた生物を捕食している。一度冷やしてからでないと煮焼きができない。

刺し身は美味しいらしい。



44アイランドアングラー

浮島として海面に浮き生活するアンコウ。釣り師たちの憧れの魚とも言われるが、理由はアイランドアングラーの背に住むのが最上と唱えた釣り師の影響。

アイランドアングラーは海に潜ることがなく、沈まないのでアイランドアングラー住まいの釣り師から貰う魚は縁起物とかなんとか。

老齢個体は海洋種族の村が作られることもある。




アイランドアングラーの海中側は棘がびっしりとあり大型の捕食生物も嫌がる。そのため生きた船として釣り師達が憧れるわけである。因みに食味も不味い。ただ……アイランドアングラーと意思疎通が出来ないと波任せとアイランドアングラー任せでどこにたどり着くかわからない。


45エアウィングフィッシュ

空を泳げる魚。胸ビレが大きく発達して風を受けて飛ぶ。また自ら魔力を使い風を起こして自力で泳ぐこともできる。

群れで行動し、基本は逃げの魚であるが、群れが大きいと反撃してくることがある。胸ビレは危険。

ローナシア西岸ではムニエルとして調理されるらしい。

胸ビレは魔法薬などの材料になり重宝される。


46オオバネトビウオ

桜花群島周辺で見られるトビウオ。魚体も大きく胸ビレは発達していて、触れると刃物のように切れる。海中空中どちらでも生活できる海空魚で、産卵期は海中で生活する。

甘露煮にして、そばに乗せる飛び蕎麦なるものは縁起物。私も年を越すときなどに食べる。

胸ビレはナイフや短刀等の刃物として利用でき、迅風の魔術や術技の効果を上げる。


47ライスジトビウオ

稲刈時期に桜花群島の南西上空を回遊するライスジトビウオ。ライスジはライスではなく、雷筋と書き、雷電属性を持つ魚である。

魚群が大きいと雷雨を起こせるらしく現れた頃に稲刈りを始めたという。また落雷が落ちれば、翌年も豊作であると喜ばれて胸ビレは素材に、魚は塩焼きにして新米の友にして、収穫の祝いに振舞われる。


48ウズシオトビウオ

本種はトビウオであるが海上に飛び出したり、空を泳ぐことはない。桜花群島や大陸東地域の北海側を回遊している。餌を食べるとき、産卵時に群れで泳ぎ回り渦潮を起こす。渦潮の外側は胸ビレにより切り刻まれかねないので近づかないように。


48ブレードウィングフィッシュ

そのままの名前の通りな魚。トビウオの一種で大型であり群れを作らず泳ぐ。海空魚なので陸地でも見られる。産卵期は群れるのでその時は危険である。

胸ビレは武器として活用でき、水流と迅風の属性であり小刀でもその二属性の効果で刀身を得る。

魚の身は干物やオイル漬けで美味しく食べられる。洋酒に合って困る。



50フライウィングフィッシュ

空を泳ぐ魚の代表格。空の上層を群れで泳ぎ普段は見られない。産卵期に海中に飛び込み、海藻に卵を産みつける。本種は胸ビレと腹ビレが発達し四枚羽のような姿をしている。

フライが美味しく。産卵前の魚卵はオイル漬けなどにされて、高値で取引される。

この魚を元にした高速艇があるというがどうも早いものは苦手だ。




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