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死についての思索(88)

令和5年5月28日


 私には根本的な文法が欠けている。私の文法はあまりにも先入見の告発を欠いたロマンチックである。私は類似した嘘の連鎖を呈示する。それは問い合わせる先のない嘘であって、ありきたりな問いを付随した嘘の決意であって、他者を麻痺させるために開発された停止の毒薬である。私は無数の嘘を発する。私は、そうやって他者の停止を強要する。不意打ちされた他者は覚悟された自覚を奪われる。その一瞬一瞬が重なり合って、累計としての自覚の喪失を実践させられてしまう。そのようにして私は他者の暴力的自覚を吸収する。私は他者の自覚を殴り、怪我をさせ、ベットに寝かせ、麻酔薬を与え、その臓腑を頂戴するのである。麻酔の永遠投与が私の仕事である。私は未だ一つの自覚とて殺害したことはない。私は過剰な仕事人である。私は大量の自覚を所有している。

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