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死についての思索(21)

2023年2月20日


 新しい死の発明には無限なる羨望が隠されている。

そこには驚くべき独特の意志がある。

それは無の有限性における意志である。

無は有限の檻の中に空間を認識した時、はじめて意志が生まれる。

故に意志の親は、時間と空間である。

無の大海に光が差し込んだのである。

それゆえに悩める魂が生起した。

霊感を伴った魂であり、純粋な光線を浴びた魂である。

迂回はあろうが、いずれそれは燦然たる開花の約束された魂である。

約束した喪、その、もの、こそ、人間の覚えている最初の、その、者、である。

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