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死についての思索(14)

2023年2月17日


特殊なる生命はその時代の一現象であろうか。やはり特殊なる生命は素数の如くであらねばならぬと思われる。その現象は必ず予測できぬものである。己の本性はこの素数であろうと信ずることは常に可能である。あらゆる特殊なる行為はこの信念が根底にあると考えられる。ゆえに信念は主観と客観の総合である。行為の前にあらかじめ行為の形相が創造される。行為者は行動者としての面と創作者としての面を持っている。行為者としての衣を編む行為は芸術運動として露呈するであろう。死を目的としてその衣を編んだ者は、真に決心した者である。その決心の契機が特殊なる生命の誕生の種子である。種子はやがて特殊なる死滅をおこなうであろう。

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