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死についての思索(106)

2023年6月20日


(I)絶対的単独者の三本の脚、過去・現在・未来の同時性

 絶対的単独者は三本の脚を、過去・現在・未来にまたがって有し、運動している。その脚は名づけられないものどうしを跨ぎ繋いでいる。故に絶対的単独者は絶対的中間者であり、中心を有する高昇者である。勿論であるが、それに相貌はなく、形相はなく、自覚はなく、下劣はなく、完成はなく、安らぎはない。ない、という認識もまた品定めの基準となる。故に絶対的単独者に、ない、の認識はない。それは、在る、で成立した世界である。しかし、その、在る、は、有る、ではないという点において量的ではない。それは構想的に、在る、ということである。つまり言葉のみで占められた場である。

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