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落書き0011-0015
0011
泣いたのは 君だった
琴線に触れた滴
その涙の価値を僕はそれまで知らなかったから
0012
飛べない翼で羽ばたいてみる
それでも空を飛びたいと 思っているから 願っているから
0013
雨が降るのは雲が泣いているから
雲が泣くのは空を隠してしまうから
雨はやがてひとつに集まって空を映し出す
雲はそれを見てもう一度だけ泣く
雨は泣いてくれた雲のために空へと虹を架けるだろう
0014
夕陽に染まった君の横顔も
二人を繋いだ手の温もりも
あの日君と交わした約束も
忘れないように刻みつけて
0015
此処に居たい? 何処かへ行きたい?
場所は関係なくって
時間も関係なくって
君がどれだけ変わってしまっても
また二人で笑って話せるなら問題はないんじゃない?