レベルアップとスライム
本日二話目
9月某日 地上
「一体どういうことだ!」
「わ、分かりません」
「バンッ!」
扉が大きく開いた
「報告します!日本全土に謎の大穴ができ、そこから敵対生物があふれているようです!」
「なに!?…まぁこの際外国はいい、とにかく自衛隊に対応させろ!それと先ほど聞こえたアナウンスにもだ!」
「おっ」
案外簡単に開いた。扉の先は…洞窟?
進んでみるか。あ、気配察知と気配隠蔽、消音は発動させておこう
この洞窟はかなり枝分かれしてるな迷わないようにしないと
「っっ!!」
今一瞬ゾクッときた。これが気配察知か?Lv.1なのにかなり使えるな
「気配は…こっちか…」
気配の感じた方向に進んでいく。
「いた…。」
「あれは完全にスライムだな」
段々と距離を詰めていく俺のゲーマーの感がスライムの弱点は中にある石だと言っているな。
残り5メートルになってから一気に距離を詰め、抜き手で石を取り出す。
「経験値が一定に達しました。レベルが1上がりました」
「おお」
ちょっと感動
「やはり一撃だったね」
それはそうと、残り5メートルぐらいから走って距離を詰めたのに全く動かなかったな…もしかしてスライムには目とか耳がないから近づいてくるのがわからないとか?
「検証してみるか」
やはりスライムは気づいていなかった。ゼロ距離で踊っても触れさえしなければバレないっぽい
ただ触れたら全力で体当たりしてくるから危険。ちなみにスライムの検証でレベルは5、気配察知、隠蔽、消音、インベントリは2、ステルスアタックは3になった。あとレベル5になったときに新しいJSの『一撃必殺』
を手に入れた。効果は最初の一撃の威力に補正がかかる。
あと称号もいくつか手に入れた。敵に見つからずに10体の魔物を倒すことで称号『暗殺者』これは暗殺者の能力を全体的に少し上げてくれる。一撃で敵を10体倒すことで称号『一撃必殺』これはスキルの一撃必殺と同じ効果だ。
「よし、ご飯食べるか」
「『等価交換』どれにしようかなー」
等価交換を使うことでステータスウィンドウと似たようなタブが開かれる。そこには『スライムの魔石2:おにぎり1』と書かれていた。
「少ないけど今日はこれで」
魔石6個消費しておにぎり3個を作り出す
モグモグと咀嚼しながら等価交換のタブを見る。
「明日はもっと狩らないとな」
そう言いながら白い部屋で眠りについた
モチベがめっちゃ上がるから評価、ブクマ、感動していってください!