1話 運命
とりあえず書いてみました喜んでもらえたら幸いです。
僕の名前は、佐藤タケル普通の高校生だ、そんな僕はとんでもない悪事(親友にバカと言ってしまったこと)を犯してしまった、誰に恨まれても仕方がない。そんな僕が何故こんな広くて白い世界に僕と美しい女性がいるのかは僕にもわからない。別にたぶらかしたわけでもないよ!
「え〜と、あなたは悪事を犯ししすぎたわ。本当は地獄行きだけど、一回だけくじをひかしてあげる。この10億の中に一個だけ農民として生きる権利があるからちゃっちゃとやっちゃって!」
(本当は一つも入ってないけどまぁいっか)
恐る恐る僕は、くじを掴むと勇者と豪華特典のセットが出てきた。
「───────っ!」
「なんでそんなのがでるの─はっ!」
それは、さっきまでの話である。
「そろそろ、勇者を決めなさい。もう、250年たってるでしょ!」
「はい、わかりましたゼロス様!」
「じゃあ、1ヶ月後までには、決めてよ!絶対だぞ!」
「はい!」
「じゃあ、僕は他のところに行ってくるからね!」
「はいっ!行ってらっしゃいませ!」
(なんだあのガキは、はぁ、ムカつくこんなものどうでもいいや。)と投げた先は、くじ引きの中だったのだ。
「よし!豪華特典か何もらおうかな?」
「ちょっと待ってッ!」
「何?」
「いやぁ、元々渡す気のないものだから返して!」
「なんでだよ!ちゃんとくじを引いたら出たんだからいいじゃないか!この世界にもどうせ全知全能の神とかいるんだろそいつを出せよ!」
「今ゼロス様は、お仕事中だ。諦めて渡─」
「話は、聞かせてもらったよ。それは、返す必要はないよ!大事に取っておくといい。」「いや~、あんた分かってんな~。」そうやってゼロスの肩を叩くと[あっあんた何やってんの、すみませんぜロス様!このゴミは地獄に落とすのでどうかご勘弁を!]
[いや〜別にいいよ、それにしても君、運命に随分と愛されてるね〜僕もびっくりしちゃった〜、どうやったら君みたいに愛されるか教えて欲しいな〜。]
[どうやってって言っても特に何もしてないけどな](えっあれって運命に愛されるほどの大悪事だったのかな?!)
そうやってソワソワしていると
[あははは、君ってそんなことを気にしてるのかい?まぁそれが結果的に君を導いたのだろう。さて、結局は君が勇者に選ばれたけど、とくべつに君にステータスを決めてもらおうか。]