KISSから初まる姫道にはまる私
謎女「何々?今キスしたよね?」
謎男「今は説明している暇はねぇ…本当に力みなぎるわ!」
謎女「何?冬火まだ処女なんだけど!」
謎男「うぉりや~…俺は七輝王子宜しくな…うぉりや~」
よく見ると七輝王子様…しかもゴブリンと戦っている。
頑張れ!頑張れ!
冬火はヒーラーだから少しは戦闘の役に立てるはず…。
七輝「やっと倒せた…命からがらだぜ…」
冬火「王子様酷い!冬火の初キスを奪うなんて!」
七輝「幾らいるんだ?」
冬火「結婚してください!」
七輝「お前よく見るとけっこう顔面兵器だな…」
冬火「これでも超越顔面兵器コンテストで優勝した事あります!」
七輝「何?あの大会で?俺もだ…俺も超越顔面兵器コンテストで優勝した事ある!」
冬火「それはそうと…何が何でも結婚してください!初キスする御方と結婚するって決めてたんですから!幾らとかじゃないんです!」
七輝「所詮…町娘であろう?俺はこの国の王子だぞ!」
冬火「王子様ですよね?わかってます!町娘なのは認めます…でも初キスした御方と結婚すると決めてたもん!」
本当は初キスではなかった処女ではあるが…
金が欲しかった…王女になりたかった。
なんとしても王子様に喰らいつこうと…粘った。
5時間粘った…。
七輝「わかった…城に連れて帰ってやる!」
冬火「やった…今から化粧をし直しますので少し待ってください♡」
七輝「俺様の一族はキスをすれば強くなると云う変な一族なんだ…ゴブリンがあまりにも強くて…お前が丁度いたから…」
冬火「お前?冬火です!…キスしたんだから結婚するのが当たり前!」
七輝「わかった!わかった!」
そう云って二人は七輝の住む御城に向かう事になった…。