ウィルス
小説とはいえないとおもいます。そのつもりで読んでいただけたら幸いです。
彼女は今、不治の病いに冒されていた。
一時は仮死状態に陥ったが、一命をとりとめていた。
だが今なお彼女の体は病いと闘っていた。
いつの頃からか、彼女の体にはウィルスが住みはじめていた。どこで感染したのかわからない。しかし、彼女の体は確かに蝕まれていた。
だが、仮死状態に陥ったことが幸いしたのか、ウィルスは死滅していた。
そこから穏やかな時間がながれていた。
どこまでも高い空、陽の光りを気持ち良さそうにあびる緑の木々たち。
綺麗な空気を彼女は感じていたはずであった。
だが、穏やかな時間は長く続かなかった。なぜなら、また新たなウィルスに感染したからだ。
やはり感染ルートはわからない。だが、前のウィルスより質が悪い。
わずかな時間で、その数を60億にまで増やしていた。今、彼女の体温は、徐々に上がりはじめている。彼女の体がウィルスを退治しようとしているのかもしれない。
たが、ウィルス自体が彼女の体温を下げようと動きはじめた。しかも、新たに感染する場所を求めて一部のウィルスが彼女の体をとびだしはじめた。
意思、そして科学をもつウィルスは彼女の体を侵食し続けている。と同時に彼女との共存を模索しはじめている。
彼女の体温はどこまであがり続けるのだろう
いや、もうすでに仮死状態になりつつあるのかもしれない。
仮死状態になったとき今いるウィルスは死滅するのか、それとも生き残るのかは、わからない。
だが、彼女の体温が上がってるのは、我々に対する警告であることは間違いないであろう。このままでは、氷河期が訪れ、人類の死滅を迎える。恐竜と同じように。
そうならないために、貴方はなにをやりますか?
今回は、地球を擬人化してみました。地球の中にいる我々はウィルスでは?という私の考えを言葉にしてみたかったのです。賛否あると思いますがよろしくお願いします。




