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第1章【 襲撃】

どうも根島 レイです。

最近ある人に指摘されそれを直してみました。

何か変な所があれば指摘をよろしくお願いします。明日も更新するつもりなのでこれからもよろしくお願いします。

第1章【襲撃】



「チェック…かな?」

黒髪の青年は一振りの剣をある男に向ける。

そしてある男は口から血を吐きながら


「メイト…とは言ってないからまだ勝機はあるよね、吸血鬼。僕達化け物駆逐部隊からしては君の今している行動は侮辱に当たるんだよね。」

仰向けに倒れながら少し辛そうに息をしているのはキリット・アガールだ。


「ならここで君は最期だね。残念だな。惜しいところまでいったのに」

ある黒髪の少年は、右腕の肘をさする。そこにはとある学校の制服が破れている。そこからは血の跡がある。


「サヨナラ」

ある黒髪の青年はキリット・アガールに剣を振りかざした。



ーーーーーーーーーーーーーーーー

この出来事が起きるまで後30分前の出来事である。真司は、キリット・アガールに幼馴染の正体を知らされて驚愕している所であった。


「吸血鬼…嘘だろ…だって…血だって吸ったところは見たこと無いし飯だって食ってた!何かの間違いじゃ無いのか?」

真司は、幼馴染の真実に戸惑いあたふた動揺する。真司とその幼馴染氷河は幼稚園からの仲だ。いわゆる親友。走れメロスから言葉を借りるとズッ友とって言う関係だ。

だがキリット・アガールは、真司の期待を裏切り現実を見せる。


「彼は…いやあの化け物は恐らく尋常じゃない程の強さだろう。思い出すだけで鳥肌が立つよ」

彼は心底怯えた様な顔をする。

真司にとってはキリット・アガールは、十分に化け物だと思うのだが更に上が居ると思うと真司もブルッと震え冷や汗が出る。

いつも過ごしていた彼は危険でいつ殺されてもおかしくなかったのだ。


「待て…お前は氷河と戦った事があるのか?」


「1度だけどね。僕が戦った氷河いわゆる吸血鬼は、小学生ぐらいの身長じゃなかったかな。」

キリットは顎に手をやりさする。

そして横からピンクの髪の毛の少女、姫魅夏織がコーヒーとココアを持ってきてくれる。


「どちらがいいですか?」

と、彼女は、真司に真っ先に聞いてくるので咄嗟に真司はココアを選ぶ。と真司と先程まで緊迫の空気を出していたキリットが


「えええええ!コーヒー飲めなぁあい!ココアが飲みたいんだけどぉ!てか僕夏織の上司的な立場だよね、なんで真司君が先に貰うんだよぉ!」

と駄々を捏ね出した。

正直真司は顔が引きつる。

彼女は、キリットの方へ体を向け


「黙って下さい。逆に貴方は"上司"的な立場なのですから"我慢"と言うのを覚えて下さい。」


「…………………………………」

キリットは黙る。

キリットは、コーヒーに手を伸ばしズズッとコーヒーを一口飲む。

沈黙が流れる。


沈黙が..(以下略


「いやいやいや!待て!上司が論破されてどうすんだよ?!俺そんな複雑な部隊に行きたく無いんだけど?!」

真司は、声を荒々しくあげる。

と横の少女から


「大丈夫ですよ。真司君。貴方には叱りませんし何より悪い事をしてくれた真司君の方が可愛げがあります。」

彼女は顔を赤くし頬に手をやる。


「スカレテマスネ」

さっき論破された上司。

キリットが棒読みで皮肉を口にする。


「あははは…」

真司はまた顔を引きつる。

真司は何回この顔をさせるんだよ…と思う。

この崩壊した世界で和む時間が流れる。

そして時計を見ると夜中の11時を超えていた。

なので再度寝ようかと思い真司は席を立つと


ドォン…と重々しい爆発音が響く

真司はその爆発の衝撃で後ろまで吹き飛ばされる。


熱い…熱い!


自分の血液が流れていく様に感じる。

真司は、咄嗟に目の前を向くと砂埃が凄すぎて前が見えなくなっている。が何処かで剣がぶつかり合う音がする。恐らく戦っているのだろう。


「一応…血だけは止めるか」

重い体を起こし真司は、自分の上着を脱ぎその脱いだ上着を、巻けるように器用に破り出血した箇所に巻く。


「よし…終了」

真司は、足を引きずるように歩く。

と、先程までリズムよくなっていた金属を擦り合う音はもうしない。

やはり勝ったのだろう。

真司は、校長室(崩壊している)所から出ると目の前は廊下ではなく…


「崖じゃねぇか?!」

3回の廊下が丁寧に破壊され一足出すと真司も一緒に崩れてしまいそうな代物だった。

真司は、後ろにさがりまだ行けそうな道を探す。


と何か声が聞こえたのでそこへ行くととある部屋があった。

そこへ入ると


口から血を吐き出し目は見開いたままのさっきまで元気だった彼…キリット・アガールは目を見開きながら死んでいた。


「あ…ぁ……嘘…だ…ろ」

真司は膝をガクンと崩れ落ちいる。

そして拳を床へ叩く。



なにか!やばいのが!


やばい!うしろに!


ふりむいたら!しぬ!


まるでゆうれいさんがいるようなきがするお!


「だ、だだた…れ?」

真司は、震える体を手で押さえるが震えが収まらない。


「久しいね。僕の幼馴染。瀬戸川 真司君」


後ろにいた筈なのに目の前に懐かしき幼馴染…氷河が立っていた。





僕は絶望を感じそして死を求めた。






続く









根島 レイです。

最近寝不足が取れました。

何故でしょう。ドキドキしますね。

感想などを待っています。

どうぞよろしくお願いします。

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