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第1章【天下を灯す夢】

どうも根島 レイです。

この度は昨日更新をサボってしまいすみませんでした。少々外せない用事があっての事でした。

見てくれる皆様に申し訳ないと思います。

今後からよろしくお願いします。

第1章【天下を灯す夢】



「軍に入らないか?」

高身長の軍服を着た男

キリット・アガールに軍の入隊を申し込まれた。

正直何が何で分からない。入隊?入隊なんてしても何をすれば良いかわからないし何の為にやるのかが不明確だ。メリットもない。デメリットしかない様に感じてしまう。

僕は少ししかめた顔をしてしまうと相手に感とられてしまってキリットは手を横にやる。


「大丈夫だ。ちゃんと利益もあるよ。君にとっても良い話のはずだし」


「利益とは…どんな利益ですか…?」

真司は、恐る恐る聞く。

もし、世界のお偉いさん達が何かを企んでおりそれに僕は、利用されるのは死んでもごめんだ。


「そうだね…君を含め助かった人達の場所や食事衣類などの提供それに君の家族や"幼馴染"の探索などをしてあげよう。」


「確かに…それは良いかも知れませんね…ですが少し気になる所があるのですが探索の所に家族はまだしもなぜ"幼馴染"が入っていたのですかね…」

家族は僕も気になっている。

だが家族の次に幼馴染がきた。他にも言いようならあるだろう。例をあげれば彼女や親友などなどだ。


「あなた達…何者なんですか…」

僕はキリット・アガールを睨みつける。

助けてもらった恩はある。だからと言って全てを信用するにはいかない。もう崩壊した世界で誰が敵で味方か分からなくなってしまった。


「おぉっと…大丈夫。君の仲間だよ安心してそう警戒しないでくれ、と言ってもダメだよな。そうだね…ある人の言葉を借りるとするならこれはどうだろうか」

彼は少し悩み答えが出た様でパッと顔を上げる。その顔は酷く美しかった。


「君の幼馴染はまだ生きている…とかはどうかな?」

生きている?


イキテイル?


まだ?


まさか


こいつら


俺を利用する為に


幼馴染を


放っておいたとかは


ナイヨネ。


真司は目が変わり

「ふざけるな!!!まさかお前ら!仕組みやがったな?!?!」

真司は怒鳴り上げる。

隣でスースーと静かに寝息を立てていた彼女も飛び上がり"ひえ"とだけ声を出し此方を見てくる。

「な、なにを…喧嘩してるんです??」


「こ、こいつ…殺す」

真司はこの部屋をよく見渡す。

恐らく一般の生徒はこの部屋をしらないだろう。何故ならこの部屋は


「校長室か…なら"あれ"があるな」

真司は後ろに飛び下がりある場所まで行く。

そこにはある一刀の刀があった。

何故真司がそこにあるかを知っていたかと言うと。

「俺は1度校長室で掃除した事があるんだよ。だから武器の場所も知っていた。運が良いぜ」

真司は手馴れてない手つきで刀を抜くとキンという甲高い音がする。

真司はその音を聞くと感動を覚えた。


「ふーん。君かなり刀に慣れてない様だけど勝てるの?」

キリットは微笑混じりの顔で聞いてくる。

僕にとっては煽りの何物でもない。


「黙れ!」

僕は刀を手に持ちながら走る。

かなり重くてうまく速く走れないが武器があればこちらの勝ちだ。

だが


「その一般の武器じゃ影夜叉は殺せないし月黄泉やアサルトとか倒せないし、ましてや吸血鬼なんて傷1つすらつけれないよ。」


「ならどうやって勝つんだよ!勝ち目ないなら軍なんかに入っても無駄死にするだけだ!」

キリット・アガールの近くまで行くとキリットは立ち上がり


「こうするんだ」

キリット・アガールの周りに黒い霜が出現しそしてキリット・アガールの手にはある黒い刃の刀があった。


「勝てるかな?」

馬鹿にした口調で言ってくる。

僕は、怒りを最大限にし


「泣いてもゆるさねぇからな?!」


「それは怖い」

真司はキリット・アガールに攻め込み刀で斬ろうとした。否キリット・アガールがいた場所に斬り伏せた筈だ。だがその場所にはいなく、空振りとなってしまった。


「な…ッ?!」

僕は、目を見開き後ろを振り向くと刀が少し見えたので僕は、とっさに刀でガードすると甲高い鉄のぶつかる音はしなかった。

何故だろうと見ると見えるのは黒い刃の刀そして僕の手に握られている刀を見ると綺麗にスパッと切られていたのであった。


本来鉄など切れるとしても刀と刀と同士で切れるなんてアニメぐらいだ。だがその現象が今ここで起きている。


「な…んだ…それ」

僕は床に崩れ落ちる。

それをキリットアガールは見て此方に来て

「はは…落ち着いてくれたかな?」

そう言い真司を見下す。

その目はまるで光を灯していなかった。


「は、はい。」

真司はビビって敬語で喋ってしまった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「何だよ…その武器…強すぎ」

僕は、ふてくされてそっぽを向くと隣に居た彼女が。


「拗ねる真司君可愛いですね」

何とも嬉しい事を言ってくれる

が!

違う!キリット・アガールは腰に付けてる刀をなぞるともう一度あの時の黒い霜が出た時みたくまた黒い霜が出てきて腰に常備してた刀が消えた。


「は?消えて…なん…で?」


「はは…そんなに質問されると困るなぁ」

キリット・アガールは頭を掻いて黒光りしているソファに座り


「この武器はね、黒夜叉みたいな化け物から作っているんだ」

僕の頭の上にはてなマークがでてくる。

作っている…影夜叉みたいな…化け物…


「て事は前からこんな化け物はいたのか?!」


「いたよ。そりゃ今回は対応しきれなかった。なんせ2種の新種の化け物が排出した。」

新種が2体現れた?

真司は言葉が詰まる。


「まさか…この2種によって日本は滅んだのか?」


「いいや君は間違っている」

キリットは頭を横に振る。

そして此方を向き


「日本だけじゃない。"世界"が滅んでいるんだ」


「世界…全地域で…嘘だろ」

僕は目を見開く

全世界と言ったら人口は限りなく減る筈だ。

恐らく世界になら新種の化け物何千何万と現れたという事だ。考えるだけで恐ろしい。


「本当だ。そして君に軍に入って欲しい。なんせ君は新種の化け物を見て逃げようとしなかったのだから。そこは評価したい!素晴らしいよ!君!」

キリットは手を叩き賞賛する。

これがもし本当だったら僕も顔を赤くして嬉しがるだろう。真司は彼女の方へ顔をやると彼女は


「てへっ」

頭を軽く叩き舌を少し出す。

可愛いじゃねぇか。


「武器ならこちらから初期タイプを配布させてもらう。防服だってある。ある程度なら受け持つ。どうだろうか?」


「あぁ…1つだけ聞いてからそれで納得したら入ってやる。俺の幼馴染の何を知っている」

真司はゴクッと唾を飲み込む

彼は少し目を瞑り再度目を開けると


「彼は恐らく吸血鬼…つまり僕達から言わせて貰えば駆逐対象の1人だ。」


僕はこの話を聞いて何が何で分からなくなってしまった。


神よ…いるとするなら僕に願いを…


もしこれが夢なら冷めてくれ…



続く







どうも根島 レイです。

いや〜このまま行くと真司君が強くなりそうで怖いですね。

彼だけはなんとなく普通の人間として戦って欲しい(笑)これからもよろしくお願いします。

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