5/14
ご挨拶。
店内に入った僕ら。
まず勤務店舗のチーフへご挨拶。
「お疲れ様です。高杉チーフ。今回の5日間のイベントお世話になります。」
この女性は高杉真由美さん。
今回僕がヘルプで入る店舗のチーフ。
「おっ!今回のヘルプは白石君なのか。良かったぁ。これでうちの店舗の成績が一気に伸びるぞ。」
口調が面白い女性である。
「いやいや・・・」
と苦笑する僕に
「んーと?そっちの方も今回のヘルプ?」
「えっ。」
そう・・・僕は鈴木さんの事を忘れてた。チーフに言われ慌てた僕。
「申し訳ありません。紹介が遅れまして、こちらは今回僕とタッグでヘルプの鈴木由美子さんです。」
「す・・・鈴木と申します。宜しくお願いいたします。」
凄い勢いで頭を下げている彼女を見て、相当緊張してるな・・・思った。
「鈴木さんね?解った。私は高杉だ。白石君がいるから問題はないと思うが頑張ってくれ。」
「は・・・はい。」