3話
「あ~とその…こんにちは」
「はい、こんにちは」
気まずい…なんで昨日の子が話しかけてくるんだよ目立つからやめてほし
いのに。それにしても可愛
いな。ショートボブの髪型 小顔でシミ一つない肌 うん、眼福だな。
「あの〜「は はい!」
ついへんなことを考えていたのでびっくりして大きな声で返事をして
しまった。
「何でしょうか?」
「名前を教えてほしいんだけれど」
「名前?」
「助けてもらった人の名前を聞きたくた。だめかな?」
可愛い。こんな可愛い子ならナンパされてもしかたないな。
「僕の名前は遠藤悠斗だよ」
「遠藤 悠斗…遠藤悠斗…」
彼女は僕の名前を確かめるように何回か言ってきた。
「うん。覚えた、私の名前は水瀬 栞 昨日はありがとうございます。」
「い いや…たまたまだしそもそも水瀬さんがこっちを見なかったら警察
に電話して帰ろうとしたし。」
「でも助けてくれたでしょ?」
「うっまぁ…」
そうこう喋っていると、周りから視線が集まる。美少女が平凡な男に喋り
かけているからもの珍しい
のだろう。それにお腹も空いた。早くクラスに戻ろう。
「そろそろお昼を食べたいから行っていい。」
「あっそうだね。ごめんね、引き止めちゃって」
「全然気にしなくていいよ、それじゃ」
申し訳なさそうな顔をされて気まずいと思いながらもお腹が空いたのでそ
そくさと自分のクラスにかえることにした。クラスメイトの男子から凄い
形相で睨まれて生きた心地がしなかった。




