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19話

昨日は忘れてました。すみません

  中学2年の頃


  「悠斗!部活行こうぜ!」

  「分かったからせかすなって。」


 中学生の俺はまだ色々幼かった。毎日勉強がいやで部活ばかりして彼女が

 欲しいとか愚痴りながら過ごすどこにでもいるただの中学生だった。

 そのころ俺は仲の良い女友達がいた。その子の名前は明野桜、1年生の頃

 にクラスが同じで席替えでたまたま隣になってから仲良くなった子だ。よく

 一緒にでかけたりして俺は両思いだと思っていた。だから近々告白しようと

 思っていた。あの日までは。


  ある日俺は桜に呼ばれて校舎裏に来ていた。桜から告白してくれるのかな

 と思いながらウキウキして待っていた。


  「悠斗、おまたせ。」

  「いいよ。全然まってないし。」


 普段の桜と違いすこし緊張しているように見える。やっぱり告白だな。


  「悠斗、あのね…」

  「うん。」 

  「私、悠斗が好き。だから私と付き合ってください!」

  「俺も桜のこと好きだ。」


 桜から告白された。へんにはぐらかさぜ俺も素直な思いを伝えた。

 これが間違いだった。


  「ハハ!ちょうウケるんだけど!」

  「まじで告白されたと思ってるんだけど〜」

  「えっ?」


 意味がわからなかった。いきなりでてきた2人は学校でもそこそこ有名な

 女子だ。本当に混乱した。


  「明野が本当にあんたのこと好きなわけないでしょ。嘘告にまんまと

   だまされてフフッ」

  「桜?」


 俺は助けを求めるように桜に視線を向けたけど、桜は顔をそらした。

 裏切られたきがした。いや裏切られた。


  「あんた、このことバラしたらどうなるかわかるよね?」

  「てかこいつショックで聞こえてないんじゃない?」

  「たしかに!」


 そいいって笑いながら去っていった。桜は迷っていたけど

 俺をおいて去っていった。そのあとの記憶はあまりない。


  次の日学校に行ったら周りから変な目で見られた。教室に行くと女子

 からの冷たい目線がささる。なんでと思っていると…


  「悠斗、なんであんなことしたんだ!」


 和人がいきなり怒っていた。

 

  「あんなことって?」

  「やった悠斗が一番わかってるんじゃないのか?」

  「ごめん、本当にわからないんだけど…」


 そう言うと周りから怒声がとんできた。


  「無理矢理明野さんを襲おうとしたくせに!」

  「サイテー!断られたから襲おうとして次はとぼけるの。」


 意味がわからなかった。俺が桜を襲うなんてありえないし。もしかして俺

 あの2人に嵌められた?


  「悠斗、とりあえずこい。」


 そう言って和人が俺の手を引いて男子トイレに行った。


  「悠斗、お前明野さんを襲ったのか?」

  「そんなわけないだろ!」

  「告白は?」

  「むしろ騙されたほうだ。」

  「騙された?」


 俺は昨日のことを和人に話した。


  「じゃぁその女2人に嵌められたってことか…」

  「なんで俺がこんな目にあわなきゃいけないんだ…」

  「悠斗…」


 それからは本当にひどかった。毎日罵倒されて机に落書きとか靴を隠されたり

 とか。そして俺はあの女に復讐をすることにした。あの女達が陰で言っている

 悪口や俺のが嘘だと言う発言、ほかにあいつらがやっていた悪事、

 ありとあらゆる証拠を集めたすべては復讐するために。

 

  そして我慢し続けて中学3年の文化祭の日になった。俺は自由時間に放送室に

 忍び込んだ。俺が集めた証拠を流すために。そして俺はその証拠を流した。

 もちろん俺は教師に叱られた。そのときに先生に俺が撮った飲酒だったりタバコ

 をすったりするあいつらの写真を渡した。その後あの2人に不満を持っていた

 奴らが爆発してあいつらの立場をなくなった。

 でも俺はなにもスッキリしなかった。あれからクラスの奴らが謝ったりしてきた

 がそれもうわべだけ。俺はそのまま学校に行かなくなった。芹葉は凄く心配して

 くれた。和人と雛乃も何度も連絡をしてくれた。それから俺は変わろうと思った。

 中学の奴らに会わないようにすこし遠い高校に行くために勉強して、父さんから

 一人暮らしの許可をもらって変わるために努力した。

 そして俺は僕になった。


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