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15話

   海に着いた僕達は海辺に設置された更衣室で着替え場所取りを

 した。


   「よしっパラソルってたてるの難しいな。」

   「じゃぁ僕は本を読んでるから。」

   「なんでここまで来て読書だよ…」

   「動きたくないから。」


 なんでこんな暑いなか動かなきゃ行けないんだ。と思いながら僕は

 読書にふけることにした。和人は僕の隣に腰をおろした。みんなを

 待っているのかな?そう思っていると周りがざわついてきた。なん

 だろう?


   「2人ともおまたせ。」


 瑞希さんの声が聞こえたので顔をあげる。周りがざわついてきたのは

 このせいか…。目の前にいたのは水着を着た美少女たち、よく考えた

 ら水瀬さんと菊池さんって学校でも1、2を争う美少女だったな。

 瑞希さんは言わずもがなだし。


   「ゆうくんなんで海まで来て読書なの?」

   「動きたくないから。」

   「それじゃぁゆうは荷物見張っといてね。」

   「じゃぁ見える範囲に置いといてください。」


 そういうと瑞希さんは荷物を置いて海に行ってしまった。

 普通一人で行くか?僕も人のこと言えないか。


  「あの…遠藤くん。」

  「うん?」


 水瀬さんに呼ばれたなんだろ?


  「私の水着、どうですか?」

  「水着?」

 

 聞かれたので見てみる。うん似合ってるな。


  「似合ってるよ。水瀬さんは淡い青が似合うね。」

  「あ、ありがとうございます。」


 水瀬さんの照れてる姿可愛いな。そのまま水瀬さんはみんなと海に

 行った。僕も読書に専念するか。



  「…う、ゆう!」

  「なにっ!」


 いきなり大きい声で名前を呼ばれてびっくりした。


  「どれだけ集中してたのよ。」

  「うっ、それよりなにか?」

  「時間を見なさい。」


 瑞希さんに言われて時間を見てみるとすでに12時を過ぎていた。


  「もうお昼だったんだ。」

  「だから呼んだのよ。ほら、お昼買いに行くわよ。」

  「はい。あっみんなは?」

  「もう行った。」


 行ったらしい。財布取りに来たはずだけど気付かなかった。

 海の家の和人達のところに行ったらなにか言い合いをしてる。


  「なぁいいだろ、そんな美女を3人も独り占めしてさぁ。」

  「俺達にも分けてくれよ。」


 ゲスい笑顔で和人に話しかけている。あの調子だとブチ切れてるな。

 隣の瑞希さんもちょっと怒ってる。ちょっと頑張るか。


  「瑞希さん、スマホで動画を撮ってくれませんか?」

  「は?…いいわよ。」


 瑞希さんに動画を撮り始めてもらい僕は和人達に話しかける。


  「和人、ここにいたんだ。」

  「悠斗?」

  「なんだ?お前もこいつらの知り合いか?」

  「なんかようですか?」

  「この女達を貸してくれないか?まぁ帰ってくるころには壊れてる

   かもしれないが。」

 

 そう言って男たちはゲスい笑い声を上げてる。クズだな。


  「すいません、みんな嫌がっているのでやめてもらえますか?」

  「あぁ?うるせいなぁいいだろ貸してくれても。それともなんだ

   こいつらお前の女か?」

  「違いますけど。というかほんとに気持ち悪いんで消えてください。

   発情中の猿ですか?」

  「てめぇ舐めてんのか!」


 そう言って殴ってきた。普段こんなことがないので

 よろめいてしまう。

 

  「遠藤くん!」


 水瀬さんが心配そうに声をかけてくる。いまはスルーだ。


  「いいんですか?殴って。周りを見たらどうですか?」

  「あぁ周りって…」


 男たちは周りを見て顔が青くなっている。周りの人がスマホで撮って

 いるからだ。流石にこんだけの人に撮られたらだれかが投稿するかも

 しれないので焦っているんだろう。最近ネットって怖いし。


  「クソガキ!」

  「いいんですか?周りの人が撮ってるのに。」

  「ちっクソが!」

 

 そう言って不貞腐れて去っていった。


  「悠斗!顔大丈夫か?結構おもいっきり殴られてたけど。」

  「正直めっちゃ痛い…口切れたし。」

  「遠藤くん水で口をゆすいだそうが…」

  「たしかに。」

 

 水瀬さんに言われて口をゆすいにいった。痛い…

 戻ったら普通にご飯にしていた。待ってくれてもよかったのに。


  お昼を済ました後読書にしようとしたのに和人と雛乃に連れてかれて

 動くことになった。バイトでも凄く動くというわけでもないので結構

 辛かった。それで家に帰ったのは8時過ぎだった。もっと早く帰れると

 思ったのに…

 

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