11話
テスト前日、僕達は「Ort der Ruhe」で勉強をしていた。和人と菊池さん
はここ数日である程度ましになったがそれでも怪しいので今日は僕が教える
ことになった。
「まずは2人がどれだけできるかみたいから僕の作った簡単なテストをして
ほしい。」
「いまさらしても遅くないの?」
「そう思うならもっと勉強しようね、菊池さん?」
「悠斗、はやく始めようぜ!」
「はいはい、それじゃぁこれをまぁ…20分くらいでといて。」
僕がつくったテストを2人に渡し僕は軽食を作りにカウンターに行った。
「すみません、瑞希さん。毎回使わせてもらって。」
「いいわよべつに。ちゃんとゆうの給料からひいてるから。」
僕の給料からひかれてると考えると乾いた笑みしかできない。
「それにしてもゆうは大丈夫なの?」
「なにがですか?」
「あなたの勉強のほうよ。」
「予習はバッチリですよ。2人のテスト作るために基礎なども
やり直したので。」
2人のテストのために基礎を全教科ぶんやり直したので
今回も大丈夫だろう。普段から予習もしてるし。
20分後
「よし!2人とも丸つけするからみせてくれる?」
「結構できたきがするしこれは勝ったな。」
「あたしも結構自信があるわ。」
2人とも自信満々だな、とりあえず丸つけするか〜。そして丸つけをしたんだが
「2人とも数学が半分くらいできてないけど…」
「いやでも半分はできてるだろ!」
「半分はできてるから十分よ。」
う〜ん2人ともこれはダメそうだな。
「基礎くらいは完璧にできないと点数を取るのは難しいけど…」
「大丈夫よ、文章題でとるから。」
「基礎ができないととれないけど…」
「どうにかなるわよ…」
「ならないが?」
「……」
「和人はなんか言え。」
「今日で全部覚えることはできるでしょうか?」
「2人の頑張り次第ですね。難しいのはのぞいてあと3つはできるように
しよう。」
2人のにがてなところはほぼ同じなので教えやすかった。
18時頃になりそろそろ解散する時間になった。
「遠藤くん、教えるのうまいわね。今回は結構いい点数とれると思うの。」
「俺も今回は自信あるわ〜」
「はいはいがんばれ。」
2人とも自信満々だな、まぁ基礎はほぼほぼできるようにしたし凡ミスさえ
なければ赤点はないな。
「テスト終わったらみんなで打ち上げしようよ。」
「おっひな、いいなそれ!」
「どこでするのよ。」
「あら、ここを使ってもいいのよ。」
「いいんですか?」
なぜかとんとん拍子に打ち上げが決まっている。僕はやるなんて言って
ないんだけどな〜
「楽しみだね、遠藤くん。」
「うん。…うん?」
僕がくることは決まっているらしい。まぁいいか。
「どうせやるならテストが返ってきてからにしない。打ち上げした
あとテスト返しで絶望したくないし
「確かに悠斗の言うとうりだなじゃ打ち上げはテストが全部返って
きたあとで。」
打ち上げか…。楽しみだなぁ。




